2021年6月23日:パート3

 16時過ぎ。知事室にいる。14時。中之条町で行われた南波元県議のご葬儀に参列。ご焼香を済ませた後で、県庁に戻った。

 続けて16時から県内某企業の社長、専務が来訪。群馬県を代表する有力企業の1つ。新社長の明るくて真摯なお人柄に、感銘を受けた。群馬県としては、32階の官民共創スペース「NETSUGEN」も活用しつつ、こうした優良民間企業との連携を更に強化していく方針だ。

 さて、明日の午前9時から、赤羽国土交通大臣と群馬県の観光業界関係者9名によるオンライン意見交換会がある。このタイミングで、国交大臣に群馬県の観光をめぐる現状や課題を聞いていただけるのは、とても有り難い。(感謝)知事の発言は最低限にして、できる限り、現場の方々の声を届けてもらおうと思う。赤羽大臣、国交省関係者の皆さん、よろしくお願い致します。

 それはそうと、本日、県内で判明した新規感染者は3名。伊勢崎地区1名、館林地区2名。感染経路不明は1名。60代以上の方が1名だった。相変わらず、落ち着いた状況だ。

 あ、「トヨタラリーチャレンジ開催支援委員会」役員の方々の表敬訪問がある。この続きは次回のブログで。

追伸:本日の午前中に来庁されたバッチジュルガル駐日モンゴル大使と、すっかり意気投合。日本語が堪能で、知的な紳士だった。

 群馬県とモンゴルの関係は、今から20年以上前まで遡る。恐竜の化石が発見され、恐竜村として観光振興を図っていた旧中里村(現神流町)が、村内に恐竜センターを新設。モンゴル政府の協力で化石を展示したことが、交流のキッカケとなった。

 その後も、2001年から2008年にかけて、モンゴルから毎年3人の高校生を受け入れて農業を勉強してもらったり、県内の医学系や工学系の大学に留学生を受け入れるなどの関係が続いている。

 バッチジュルガル大使と話しながら、農業や観光から製造業まで、幅広い分野での群馬とモンゴルの協力の可能性を感じた。大使、ありがとうございました。コロナが収まったら、ゆっくり食事でもしながら、連携のあり方を相談しましょう。

      <群馬県知事より日本語が担当な駐日モンゴル大使>