2021年6月8日:パート2

 19時40分。少し前に帰宅。急いで部屋着に着替え、パソコンの前に座った。

 17時30分、「新型コロナウイルス感染症関係部局会議」がスタート。感染の最新状況を分析し、今後の対応を協議した。ワクチン接種の現状や加速化についても相談した。

 14時からの政策会議でも、15時からの尾瀬保護財団理事会でも、中身の濃い議論が出来たと思う。

 さて、本日の新規感染者は6名。火曜日の1桁は、3月9日以来となる。内訳は、前橋市が3名、高崎市が2名、伊勢崎地区が1名。感染経路不明は2割。60代以上の陽性者は17%だった。

 明日(水)は、もう少し増える模様だ。何とか1桁台に収まるといいのだが…。

追伸:自分にとって、地元担当秘書たちは、部下というより、同志に近い。これだけ長く、近くで色々なことをやっていると、お互いに感情移入が激しくなる。同じチームのスタッフと一緒に喜んだり、笑ったり、怒ったり、悲しんだり出来るって、スゴくいいことだ。そうは思いませんか?

 例えば、車で移動中に、選挙で応援していた候補者の当選が分かったりすると、車内は大騒ぎになる。「よしっ、やったぞ!」となるからだ。悔しいことがあると、2人で「ふざけるな、バカヤロー!」と叫ぶこともある。お行儀、悪いですね。(反省)

 え?今は、もちろん、こんなことはしない。ずっとマスクを付けているからだ。

 秘書たちとの間では、よく、こんな台詞が飛び交う。 

知事:「こんなに苦しい時に助けてくれた。このことを、ちゃんと憶えておこうね。」
秘書:「ええ、一太さん、よく分かっています。どこかで、恩返ししないといけないですよね。」

 時には、こんなやり取りもする。

知事:「あのやり方は、断じて許せない。この悔しさを胸に刻んでおこう。どこかで必ず、倍返ししないとダメだ。」
秘書:「ええ、私も相当、頭にきています。焦らず、反撃のチャンスを狙いましょう。」

 秘書たちの人間観察力は侮れない。人物評なんかも、不思議なほど一致している。

 あ、お湯が沸いた。熱い紅茶を飲みながら、欧米の最新ニュースをチェックする。

        <昨年12月から今日までの曜日別感染者数>