2021年6月4日:パート3

 20時15分。数分前に高崎の自宅に到着。クールビズのジャケットを脱いで、パソコンの電源を入れた。最近の習慣に従って、部屋着に着替える前に、ブログを更新する。

 18時30分から、2回目の「県営ワクチン接種センター運営体制協議会」を開いた。県央の新たなワクチン接種センターの概要を示し、今後の運営等に関して意見を伺った。

 全国でもトップクラスの大規模接種センターを成功させるため、協議会メンバーの方々に更なる協力をお願いした。気がつくと19時30分を回っていた。

 午後からも様々な日程があった。15時からは、沼田高校と沼田女子高校の再編問題について協議。今回は、沼高OB会の役員3名に来庁していただいた。

 沼女OGの方々との意見交換会と同様、地域の2人の自民党県議にも同席してもらった。率直な議論が出来たと思う。(感謝)

 沼高OB会の皆さんの伝統校(母校)に対する熱い思いは、よく分かる。が、知事としては、全体の流れやバランスを考えつつ、方向性を決めなければならない。どんな結論になろうと、知事である自分が全ての責任を取る。

 それはそうと、本日、県内で判明した新型コロナ新規感染者は23名。先週の金曜日(24名)とほぼ同じだ。内訳は、伊勢崎地区が6名、前橋市、高崎市、太田地区が3名。60代以上の陽性者は3割だった。この状況だと、病床稼働率は少ししか改善しないはずだ。まだまだ、苦しい戦いが続く。(ため息)

 新型コロナと言えば、県営のワクチン接種センターを、高崎市内の「Gメッセ群馬」に設置することが決まった。今回のブログでは、6月3日のブログでも触れた県内2ヶ所目の接種センターのより詳しい内容を説明する。

 既に稼働を開始している「東毛ワクチン接種センター」の主な目的は、比較的、医療資源が少ない東毛地区において、市町村による高齢者接種を7月末までに終えるための補完を行うことだ。

 対して、この県央ワクチン接種センター(仮称)は、希望する全ての県民への接種を早期に完了させるための接種の加速化が狙いだ。

 この目的を達成するため、接種については、開設当初より一般の方の接種を対象とする。9月末まで短期集中的に接種を進める方針だ。

 接種対象については、以前から国に柔軟な対応を求めていた。この問題に関しては、先週、河野大臣に会った際、「高齢者接種が7月末までに完了するのであれば、その他の接種順位に関しては、柔軟に対応いただいて構わない」との返事をもらっている。

 あ、お湯が沸いた。熱いミルクティーに蜂蜜を入れて飲む。この続きは、次回のブログで。

追伸:昨日、群馬県出身の谷津義男元農水相が亡くなられた。閣僚や党の要職を歴任。正統派の農水族だった。森内閣で、谷津元農相が農水政務次官、自分が外務政務次官を務めたことも記憶に残っている。心から、ご冥福をお祈り申し上げます。

       <県央ワクチン接種センター(仮称)の概要>

 

<第2回県営ワクチン接種センター運営体制協議会>