2020年7月8日

 昼12時過ぎ。知事室。本日のテイクアウト・ランチは、にぎり寿司セットだった。適量のタンパク質を補充。食休みの間に、ブログを更新する。

 午前中は、過去に県内某高齢者施設で発生した新型コロナウイルス集団感染の検証、国から求められている新型コロナに関する病床確保計画の策定について協議した。どちらも重要な問題だ。

 オンライン会議には、2人の副知事、担当部長、OKコンビが参加。明日の定例記者会見の内容も打ち合わせた。気がつくと昼近くになっていた。

 午後からも、32階に整備する予定のイノベーション・ハブ(拠点)の運営、ICT(情報通信技術)教育の推進等について議論する。

 新型コロナと言えば、一昨日(?)のNBCニュースで、「世界32か国の239人の科学者らが、新型コロナウイルスの『airborne transmission(空気感染)』の可能性を指摘する声明を発表した」と報道された。その後、WHOも「空気感染の可能性は除外出来ない」という立場を明らかにしている。

 ニュースの中では、「(事実とすれば)国民にマスクの着用を促すことが益々、重要になる」という意味のことも指摘されていた。
 
 今後、群馬県が感染の第2波、第3波に見舞われた場合、県民を守るために最も重要なことは、常に「品質のいい、かつ必要な量のマスクを確保出来る」体制を整えておくことだ。今は、供給に余裕があるようだが、新たな感染拡大が広がれば状況は一変する。再び「マスクが手に入らなくなる」状況になることも十分、あり得る。

 明日の会見で、群馬県の独自プランを発表する。