2020年1月21日

 22時過ぎ。冷蔵庫に入れておいた「栗おこわ」とサラダの夕食を済ませ、CNNのニュースを見ていたら気絶!ソファーの上で1時間ほど意識を失っていたようだ。(ふう)

 

 熱いミルクティーで頭をスッキリさせて…と。さあ、本日のブログを書いてしまおう。

 今日も全力で仕事をした。体力も気力も目一杯、使っている。だから疲れる。が、毎日、「本気で生きている」という実感がある。依然として「正直になり切れない」心の葛藤を抱えているものの、スゴく充実した日々だ!!😄

 あとは、(このまま)「真っ直ぐに生きて、真っ直ぐに死ぬ」ことが出来たら、どんなに幸せだろう!!(ため息)

 本日は、午前9時30分から庁議。集まった幹部職員たちに、改めて「霞が関と違って、県庁には省益などというものは存在しない!」と力説した。「県庁は一体だ。それそれが当事者意識を持ち、県の方針を踏まえて予算編成に臨んで欲しい!」とも。

 併せて、「前例に囚われない柔軟な思考を持ってもらいたい!」とお願いした。

 庁議終了後は、知事室で首席補佐官、秘書課長等と打ち合わせ。途中で2人の副知事を呼び、3人だけで人事の相談をした。2人の副知事は、最高の組み合わせだと思う。(ニッコリ)そう感じる理由は改めて。

 午前11時からは、県庁内の会議室でDET(障害平等研修)を受講。DETとは、障害を理由とした差別や排除など、社会に存在する様々な「障害(バリア)」を見抜く力を獲得し、それらを解決する行動(合理的配慮の提供)に繋げるための研修のこと。障害当事者がファシリテーターとなって実施する形式だ。

 知事がDET研修に参加するのは初めてのこと。2人の副知事、幹部職員、県議を含む約60名が出席した。とても勉強になった。最後の知事講評で、こう述べた。

 「最も大事なのは、相手(障害者)の立場に立って物を考えることだと痛感した。目指すべきは、皆が自然な形で障害者の存在を受け入れ、自然に配慮が出来る社会。心のバリアフリーが大切なことを教えられた。今後、県としても、DETのような活動を応援していきたい!」と。

 研修終了後、県庁32階の展望フロアに移動。工事の始まった動画(放送)スタジオの状況を視察した。やっぱり説明を聞くだけではダメだな。自分の目で確認しないと。

 地下1階の生協食堂で昼食を食べ、予算編成室へ。新年度予算に関する知事査定ヒアリングが待ち受けていた。今回も担当部局と知事&副知事&財政課チームの間で、真剣な議論が交わされた。少ない脳細胞が過熱したところでタイムアップ。15時30分からの「外国人との共生推進会議(第3回)」に向かった。会議の座長として司会を務めた。

 過去3回の会議の結果を踏まえ、今月末には提言を取り纏める。かなり踏み込んだ中身になりそうだ。他府県に先駆けて、群馬が「外国人との共生に関する新しいモデル」を打ち出せると確信した。

 知事室に戻ったのは17時。そこから秘書課との協議。明日の記者会見の内容も確認した。17時30分。予算に関する知事査定ヒアリングを再開。19時まで、中身の濃い議論が続いた。

 知事自身が、担当部局に対して厳しい指摘や注文をせざる得ない場面もあった。難しい宿題も出さねばならなかった。協議終了後、席を立とうとする担当課長に、こう声をかけた。

 「00課長、いろいろ厳しいことを言って申し訳ありませんが、ぜひ助けてください!!」

 今晩は「筋トレ」をやらない日。時々、休ませないと、筋肉は育たない。プロテインだけは飲んでおこう。

        <DET研修で学んだ心のバリアフリー>

 

    <活発な議論が展開された外国人との共生推進会議>


        <庁議に出かける前の知事室>