2019年4月13日

 目覚ましが鳴る前に、朝の光で目が覚めた。今日は晴天だな。😄朝食の前に「推薦問題シリーズ」の続編⑩を書く。

 昨晩は都内のレストランで会食。なるほど、魅力的な人物だ。とても楽しかったし、勉強になった。皆さん、ありがとうございました!

 昨日の夕方。地元の地域担当秘書4名に続けて電話した。今週末から始まる2つの市長選と市議選の応援スケジュールを話し合った。同時に、県内各地に立ち上げる「知事選対」(知事選のための選挙対策組織)の発足会議の日程を決めるよう指示した。

 主要な地域における選対の骨格は、(頭の中では)ほぼ固まっている。すでに集会がセットされている地区もあるが、5月中には全県での選対設置作業を終わらせたい。複数の地区をまとめて発足会議を開く場所もあれば、地区ごとに選対を作る地域もある。やり方は、それぞれの秘書の判断に任せた。各地区の選対と相談しつつ、6月から本格的な県内行脚をスタートさせる予定だ。

 さて、山本一太がどんな形で自民党の推薦を得ることになっても、知事選と参院選の選対が合体する(=2つの選挙を同じ選対で戦う)ことはあり得ない。恐らく今月中にも、知事選と参院選の2つの選対組織が出現する。それぞれの選対が活動していく中で、連携出来る(=相乗効果を生み出せる)部分を探すという流れになる。

 ちなみに、自分が党の推薦候補になったとしても、県連執行部(県連の組織)にあまり迷惑(負担)はかけないつもりだ。山本一太の知事選対は、各地の後援会を中心に組む。実際、幾つかの地区では、すでに選対名簿が出来上がっている。

 もちろん、幾つかの大票田では、地元の有力な県議(真の同志)に選対の中核をお願いしようと考えている。そもそも親しい首長や県議に後援会長を引き受けてもらっている地区もあるのだ。が、全体としては、後援会主体の組織に有志の県議(又は前県議)の協力を仰ぐという形で選挙戦を展開することになるだろう。

 これに対して、参院選では「県連が中心になって選対を構築する」公算が高い。簡単に言うと、県連の主力部隊(国会議員団と県議団)は「知事選より参院選に力を注ぐ」方向になるということだ。ましてや、先の公認候補の公募で今の候補者を強く推したひとたちは、全力で参院選を支援するに違いない。(自分が同じ立場だったら必ずそうするもの!)

 実は、そのほうがいいと思っている。今夏の知事選・参院選ダブル選挙に関して、県連執行部が「参院選重視」の方針を取ることに異論はない。

 知事選は厳しい戦いを覚悟している。が、参院選のほうも油断は禁物だ。今回、立憲民主党が擁立した県内大学の某准教授は侮れない。この女性候補は、「語るべき言葉」を持っている。今後の政治状況や世の中の流れによっては、思った以上に手強い相手になる可能性がある。加えて、短期間に自民党の新人候補の名前を群馬県全域に浸透させるのは、なかなか大変だ。

 このブログを書きながら、12年前の参院選を思い出した。この時も(完全な同日選挙ではなかったものの)知事選と参院選の日程が重なった。今の大沢知事が当時の小寺知事の対抗馬として(自民党公認候補として)初出馬したこともあり、県連をあげて知事選に全力投球するという構図だった。県議団のほぼ全員が知事選に力を集中させていた。当時の状況を考えれば当然だと思う。

 山本陣営の選対事務長は、亡くなった義兄(県議会議長も経験したベテラン県議)が務めてくれた。ひと足先にスタートした知事選では、大沢候補の集会で応援のマイクを握った。が、参院選が始まった後からは、伸び伸びと独自の選挙をやらせてもらった。その結果、大沢知事は激戦を制して初当選。自分も50万票を上回る得票で、再選を勝ち取ることが出来た。

 奇しくも12年前と同じ景色になりそうだ。あの当時との違いは、こちらが知事選の候補者であること。それと、今の県議団に「スクラムを組んで新しい群馬を発信していきたい」と心から思える同志の人たちがいることだ。

 だから(前回のブログでも触れたが)、県議団の主力が参院選に振り向けられたとしても、山本一太の知事選を本気で助けてくれる県議の人たちは必ずいると確信している。組織人(?)としての義務はあるかもしれないが、1人1人が選挙で選ばれた独立自尊の個人なのだ。何より重要だと思うのは、「知事と県議会は県政の両輪」という事実だ。

追伸:これでも過去4回の全県選挙を乗り越えてきた。山本一太は放置されても(笑)、怒ったりしません。必ず生き抜く道を見つけますから!!