2016年5月31日

 本日、厚労省が4月の有効求人倍率を発表した。 前月比0.04ポイント増の1.34倍だった。 24年5ヶ月ぶりの高水準だ。 こんなこと、民主党政権時代には一度もなかった。
 
 午前8時。 都内の某ホテルで行われた日本・マレーシア議連の会合に顔を出した。 来日中のサビド副首相兼内務大臣の歓迎朝食会だった。 

 続いて午前11時からの自民党総務会に出席。 消費税増税延期に関して意見を述べた。 昼12時20分に法務省大臣室へ。 岩城法務大臣の短いインタビューをスマホで録画した。

 13時過ぎ。 議員会館地下1階の食堂で生姜焼き定食を注文。 たまたま参院の食堂に食べに来ていた野党の某衆院議員が、笑ながらこう言った。

「一太さんのブログ、読んでますよ。やっぱり解散はありそうだなと思いながら。いや、まだ分からない。中曽根元総理の死んだふり解散というのもあるしね」だって。 「いや、さすがにそれはないでしょう。(笑)」と応じた。

 14時からは政調全体会議へ。 今回も雛壇に参院の政調関係者はゼロ!(ガクッ) 衆院からは、稲田朋美・政調会長、塩谷立・政調会長代行、小野寺五典・政調会長代理、田村憲久・政調会長代理、新藤義孝・政調会長代理等がズラリと顔を揃えていた。 

 選挙で忙しいのは分かる。 よく分かるが、参院からも誰かが座るべきだったと思う。 消費税増税延期をめぐる、ただ一度の平場の党内議論なのだ。

 手を挙げて、次のような趣旨の発言をした。

 「あと40日で参院選挙の投票日がやって来る。今の自民党にとって最も重要なことは、参院選挙に勝つことだ。いろいろ申し上げたいことはあるが、この点に絞って幾つか(出来るだけ簡潔に)意見を言わせていただく。」

 「消費税増税は必要だ。が、地方経済の実態等を考えると、今回、増税を再延期することはやむを得ない。経済が失速してしまったら元も子もない。だから、総理の決断を支持する!」

 「ただし、増税しないことによって生じる財源の穴をどうやって埋めていくのか、その道筋は示さねばならない。今後の(財政再建の)見通しに関しても、党の方針をまとめて欲しい。そうじゃないと、公開討論会等で自民党候補が追い詰められる可能性がある。」

 最後に次のフレーズを付け加えた。

 「解散は総理の専権事項だ。衆参同日選挙を見送った総理の判断には何の異論もない。他方、「消費税増税を再延期するなら、解散して国民に信を問うべきだ」という主張は筋が通っている。明日、総理から国民への説明があると聞いたが、『総選挙をやらない』理由も明確に説明していただきたいと考えている。この点についても党の見解を統一すべきだと思う。」

 さあ、夜の会合に向かう。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」