2014年3月16日

 夜10時過ぎ。 今晩も1人でパソコンに向かっている。 

 今日は父親の命日。 並べて飾ってある両親の写真を見ながら、仏壇にお線香を上げた。 2人のことが、とっても好きだった。 父が亡くなってから19年。 母が逝って「絶対の味方」が2人ともいなくなってから12年。 政治家として何とか生き残っている。

 オヤジさんが生きていたら、何て言うだろうか? 「お前なりによくやって来たなあ」と褒めてくれるだろうか? それとも、「これじゃあダメだ。まだまだ努力が足りない!」と叱られるだろうか? 少なくとも、選挙区の得票は1票も減らしていない。 過去4回の選挙は全て圧勝した。 そこだけは認めてくれると思う。 

 ただし、自分を生み育ててくれた両親から、必ず怒られると思うことがひとつだけある。 位牌の前で手を合わせながら、つぶやいた。 「お父さん、お母さん、ごめんなさい!」と。

 あ、お湯が沸いた。 身体がもう一杯、熱い紅茶を求めている。


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」