2013年12月20日

 本日、財務大臣との折衝で、平成26年度沖縄振興予算の概算要求が決着した。 ひとことで言うと、満額回答だ。 最終的には(消費税引き上げの影響も勘案して)沖縄県側の要望を上回る数字になった。 沖縄振興を担当する大臣としては、十分な成果を上げられたと思う。

 新たな研究開発法人の創設をめぐる議論にも何とか道筋がついた。 SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)も、500億の予算枠を確保することが出来た。 後は、SIPとImPACTに関する総合科学技術会議と健康・医療戦略室との調整という難題が残っている。

 健康・医療戦略室のトップは、言わずと知れた菅義偉官房長官だ。 安倍官邸の屋台骨である官房長官の下には、あらゆる分野の政策調整が持ち込まれる。 弱音は一切、吐かないひとだけど、どれほど苦労していることだろう。 

 その敬愛する「政界のアニキ」を煩わせるのは心が痛む。 が、過去1年間、科学技術担当大臣として安倍総理から指示された「総合科学技術会議の司令塔機能強化」に全力で取り組んで来た。 内閣府のスタッフ、総合科学技術会議の民間議員の方々と力を合わせて、ようやくSIPとImPACTの創設にこぎ着けた。 この2つのプログラムは皆の努力の結晶だ。 申し訳ないが、簡単に譲歩することは出来ない。
 

fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」