2013年10月30日:パート2

 夜10時30分。 今晩の食事はスープカレー。 ジャガイモのコロッケも食べた。 たまには、こういうメニューもいい!(ニッコリ)

 最近、結婚した30歳近く年下の友人にこう言っておいた。 「あのね、00君。アポ無しでも、毎晩一緒に食事をしてくれる好きなひとが近くにいること。そして、親孝行が出来るご両親が健在なこと。この2つのことを、けっして当たり前だと思っちゃいけないよ!」と。 自分を生み育ててくれた親を大事にする人は、素敵だと思う。  

 食後のお茶を飲みながら、ふと考えた。 政治家にもいろいろなタイプがいるよなあ、と。 信義に厚く、恩義を忘れない肚の据わった人物もいれば、保身のためには他人の恩を踏みにじり、一目散に逃げ出す小心者もいる。 後者は最悪だ。 口には出さなくても、皆からバカにされる。 え? あくまで一般論です。(笑)

 さて、本日の午後、東京大学大学院の研究施設を訪問した。 工学系研究科のマテリアル工学、バイオエンジニアリング、医学系研究科疾患生命センターが連携し、画期的なバイオテクノロジーによる診断・治療イノベーション研究プロジェクトを実施している。

 片岡一則教授が主導するこの研究プロジェクトの内容をひとことで言うと、「あらゆる微小空間で生体機能をコントロールする革新技術の創製」だ。 もう少し具体的に言うと、超微細化したウイルスサイズのナノマシン(分子の一種)を作り、体内に入れることでガン等の難病を治療するというもの。 「ナノマシン」という捉え方が斬新。 どう見ても、医学系と工学系の融合が生み出した概念だ。

 なるほど、ナノサイズの「トロイの木馬」が細胞に入り込み、敵(ガン細胞等)の陣営まで移動したところでワッと攻撃するみたいなイメージなんだ、な。 米国のSF映画の傑作、「ミクロの決死圏」をもっとスマートにしたみたいな…。 片岡教授の研究が結実すれば、難病に苦しむ大勢の人たちを救う薬が次々と出来るかもしれない。 

 このプロジェクトから科学技術イノベーションが生まれ、「死の谷」と「ダーウィンの海」を乗り越えられたら、世の中を大きく変える可能性もある。 科学技術担当大臣として、しっかり注目していきたい。

 あ、電話が鳴っている。


fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」