2012年8月21日:パート2

 午後1時30分。 議員会館事務所で、パソコン画面に向かっている。 間もなく、群馬の2人の県議(=県連役員)が、事務所を訪ねて来るはずだ。

 民主党が予算委員会の開会を拒否している。 ちょっと信じられない。 日本の国益に関わるこれほど大きな外交問題が発生しているのだ。 今、予算委員会審議が出来ないということなら、委員会の存在意義が問われる。

 国民の生活や安全、国益全般に関わる重大な事件や問題が起こった時には、衆参の予算委員会で審議を行うのが、国会の慣例だ。 そのために、テーマを絞った「集中審議」というものがあるのだ。

 え? 常任委員会(外交委員会や外交防衛委員会)でやればいいじゃないかって?! 常任委員会では、総理の出席を求められない。 関連閣僚(外務大臣と防衛大臣)以外の大臣を呼ぶのも難しい。 TV中継も入らない。 だからこそ、国民の生活や安全、国益に直結する重要な問題は、総理及び要求大臣が出席し、TV中継を通じて広く国民に議論を伝えられる予算委員会でやるべきなのだ。

 野田総理にとって、竹島と尖閣の問題で野党から厳しく追及されるのは避けたいところだろう。 内閣支持率がさらに下がる可能性もある。 が、しかし、日本周辺で起こっているこの異常事態にどう対処していくのか、政治が国民の前でしっかりと議論し、方向性を示す必要がある。 政治の責任放棄は、絶対に許されない!(怒)

 万一、民主党が予算委員会の開会に応じないとすれば、参院では、他の野党会派と連携して、参院予算委員長に「委員会開会要求」を突きつけることになるだろう。 

 あ、2人が来た。 次回のブログに続く。


直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ

山本一太オリジナル曲「マルガリータ」「素顔のエンジェル」無料配信中!