2012年5月22日:パート3

 間もなく午後6時。 議員会館事務所でパソコンを起動させた。 午後3時30分からの「党総合エネルギー政策特命委員会」で、3度目の自由討議をやった。 午後5時過ぎまで議論をやり、最後は、(内容について)委員長の一任を取り付けた。

 特命委員会の中間報告は、30回を超える勉強会の議論を踏まえて、取り纏めた。 本日の会議で示した「要約バージョンアップ版の案」も、過去2回の議論をもとに修正したものだった。 今日の会議には、なぜか、これまで一度も委員会に出席したことのない幹部や、中堅議員の顔が見えた。 

 「中間報告」だって、喧々諤々の議論をやって、ギリギリのところでまとめたのだ。 申し訳ないが、過去の議論にほとんど参加したことのない議員に、今さら、ゴチャゴチャ言われたくないと思った。 委員長代理の西村康稔氏も、事務局の世耕弘成氏や斉藤健氏も、きっと同じ気持ちだったろう。

 今回のエネルギー政策の取り纏めは、2月に発表した「中間報告」の要約バージョンアップ版だ。 特命委員会の「最終報告」は、政府のエネルギー基本計画の動向も見極めながら、8月か9月に発表する方針だ。

 今日の平場の議論を反映させた「委員会としての要約版の最終案」を作り、明日か明後日、茂木政調会長に説明する。 明後日(5月24日)の午前9時30分にセットされた「エネルギー政策責任者会議」で、最終的な中身が固まる予定だ。

 今度のペーパーの内容は、自民党の意見を集約したものだ。 すなわち、このバージョンアップ版に書かれたことが、今の自民党の最大公約数なのだ。 委員長の名前で取り纏めたからには、言い訳をするつもりはない。 が、今日は、極めて不愉快なことがあった。(ムカッX10) ぐっとこらえて、これ以上のことは書かない。 外部の人間にも話していないし。 これでも、一応、委員長ですから、ね。(ふう) ああ、切れなくてよかった。(ホッ&笑)


追伸:
1.山本一太をエネルギー政策の「特命委員長」に任命したのは、石破茂前政調会長だった。 何度もお断りしたが、石破氏の強い意向に押されて、最後は引き受けた。 当時の政調幹部が、皆、辞退したからだ。 なぜ、石破さんが、あの時、自分を特命委員長にしたのか? その意味が改めて分かった気がする。

2.ずっと大人しく振る舞って来た。 が、ある政治家と、どこかの局面で「全面衝突する」予感がする。 さっそく、10年前のコピーを取り寄せた。 この姑息な行動!(苦笑) しっかり戦闘準備を整えておかないと。


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