2012年4月26日:パート2

 間もなく午前2時。 正確には4月27日だ。 布団に入る前に、本日最後のブログを書く。

 本日、「自民党総合エネルギー政策特命委員会」(主要メンバー6名)で東海村を訪問した。 茨城県東海村の「東海第二発電所」と「東海研究開発センター核燃料サイクル工学研究所」を視察した。 「ドライキャスク」(放射性物質の輸送容器)にも触ってみた。 ひとことで言うと、重苦しい気持ちになった。 最大野党のエネルギー政策の方針を決める特命委員会の責任の重大さを、改めて痛感した。

 特命委員会の中間報告で打ち出した「原子力の未来を考える10年」というコンセプトに関して、党内に「もっと明確な方向性を打ち出すべきだ」という意見が出ている。 5月9日に、特命委員会の「平場の議論」をセットすることにした。

 中間報告の内容については、(近いうちに)このブログで特命委員長としての考え方を説明したほうが良さそうだ。

追伸:「山本一太を特命委員長にしたのは、自民党内の急進的な脱原発派を抑えるためだ。本人は中身をちっとも分かっていないから、議論の取り纏めは実質的にこちらでやっている。心配ない!」 何人かの経済人にそんなことを囁いている議員がいると、あるひとが教えてくれた。 事実かどうかは分からないし、事実だとしても怒ったりしない。(笑) 

 特命委員長として、原発問題(=エネルギー政策)は、冷静な判断が必要だと思っている。 あの中間報告の段階で、軽々にエネルギーミックスの数字なんて出せないし、出すべきでもないと考えた。 最終報告書では、より具体的なエネルギーの未来像を示さざる得ないとは思っていたが..。 

 念のために、これだけは言っておきたい。 自分は誰からもプレッシャーを受けていないし、コントロールもされていない。 そこは、誤解しないほうがいいと思う、な。(笑・笑)


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