2012年2月28日:パート3

 午後11時30分。 情報交換のお茶を終え、東京の部屋に戻って来た。 今晩、赤坂の中華レストランで行われた参院自民党と参院民主党の有志による政策勉強会発足会合に出席したのは、両党合わせて「25名」だったと聞いた。 自民党議員が10~11名、民主党議員が14~15名だって。 事前に伝わって来た情報では、勉強会の名簿は40名近くになっているとのことだった。 参加者25名は、思ったより少ない数字だ。

 両党からの出席者の顔ぶれも、大体、分かった。 自民党からの参加者は、ほぼ予想どおりの名前が並んでいる。 民主党側のメンバーは、顔と名前の一致する議員が少ない。(ごめんなさい!) すなわち、知名度と発信力を備えた「参院民主党の主力」(大塚耕平氏、福山哲郎氏、蓮舫氏等)は、全く参加していないということだ。 しかも、いわゆる「小沢系の議員」が中心。 前原グループや野田グループの人々は、見当たらない。 輿石参院幹事長の了解の下で、勉強会に入っているということだろう。

 最大のポイントは、民主党の羽田雄一郎国会対策委員長が顔を見せなかったこと。 自分が最も恐れていた「参院予算委員会が始まる直前に、自民と民主の国対委員長が中心になって40名の勉強会を大々的に打ち上げる」というシナリオは回避されたようだ。(ホッ) 

 羽田委員長が姿を見せなかったのは、もしかすると、脇委員長が山本一太の意見に配慮してくれたからだろうか? それとも「直滑降ブログ」の影響?(って、それはないと思う。(笑)) 発足会合では、3月、4月の勉強会の日程(講師?)も決めたらしい。 そこに、羽田国対委員長が参加するかどうかは分からない。

 え? こんなちっぽけなブログの発信で、勉強会の流れを止められるなどとは、最初から思っていない! それでも、自民・民主の勉強会に関するシリーズを掲載したことは意味があったと信じている。 第1に、参院自民党の同僚議員たちに、何が起こっているのかを知らせることが出来たこと。 第2に、現場の責任者(予算委員会筆頭理事)の気持ちを勉強会を主導している自民党幹部に伝えられたこと。 第3に、このブログから放った「言霊」が、民主党議員にも確実に届いていることだ。

 世耕弘成氏と、電話で改めて情報を付き合わせてみた。 「選挙の弱い政治家はダメだ。何かあるとすぐにフラフラする」という見解で一致した。 世耕氏が言った。 「一太さん、ざっと見て、このメンバーなら、あんまり心配する必要もないかもしれませんね!」と。 この点も全く同感だ。

追伸:来年夏の参院選挙では、新潟、福島、京都が「2人区」から「1人区」になる可能性が高い。 前回のブログでも触れたが、群馬を含むその他の地方区(1人区も複数区も)においても、自民党は軒並み苦戦する!(断言) 「維新の会」の候補者が出て来るかどうかは分からないが、いかなる場合も、民主党の現職とは激突する。 そのことを、皆、本当に分かっているのだろうか? 

   
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