2012年2月24日:パート3

 午後9時過ぎ。 新幹線で東京に向かっている。 「NHKのコンプライアンスは本当に大丈夫か?!」というブログを掲載した1時間後(?)に、NHK職員による新たな不祥事のニュースが飛び込んで来た。 嫌な予感が的中した形だ。(ため息) 

 報道によると、NHK職員(ディレクター)の男が、ハワイのホノルを訪れた際、違法薬物の所持で現地当局に身柄を拘束されていたことが判明したとのこと。 警視庁は現地に捜査員を派遣し、男が帰国した後、麻薬取締法違反の疑いで逮捕する方針だと伝えられている。

 マスコミ報道が事実だとすれば、由々しき事態だ。 過去の総務委員会の答弁で、NHKの担当理事が何度も強調していた「コンプライアンス強化の取り組み」が機能していなかったということになる。(ガクッ) ましてや、NHKは麻薬撲滅キャンペーンに力を入れていたはずだ。

 過去のブログにも何度か書いたように、3.11の大震災後、巨大メディアであるNHKの存在感と影響力が益々高まっている。 公共放送としてのNHKの役割が国民にとって重要だと思うからこそ、総務委員会の質問で、3度に渡って「不祥事の再発防止」を求めて来たのだ。 このディレクターが本当に逮捕されるとすれば、NHK幹部の「こんな不祥事が2度と起こらないように、コンプライアンスを徹底する!」という言葉は何だったのかという気がする。

 本当に報道されているような事態が生じているのなら、こんな不祥事がこれからも続くとしたら、国民のNHKに対する信頼は大きく揺らいでしまうことになる。 NHKには、今回の事件の経緯や背景、原因を徹底的に検証し、厳しい処分を下して欲しい! 昨年5月の質問の後に起こった幾つかの問題にも、我慢して沈黙を守って来たのに...なあ。(ガクッ) ここまで来ると、組織全体の体質の問題だと言わざる得ない。 コンプライアンスの責任者にも、この職員が所属しているという編成局の責任者にも、きちっとしたケジメをつけてもらいたい!(怒)

 あ、間もなく東京のアナウンス。  


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