2009年3月22日:パート2

 麻生総理の「株屋発言」はよくない。 発言の内容はともかく、「あの乱暴な言葉づかい」がテレビの映像で流れる度に、「麻生総理はやっぱり失言癖がある」とか、「思ったとおり上から目線だ」みたいな印象を国民に与えてしまう。 こうやって「せっかくの魅力」を自分から台無しにするパターンが続いている。 麻生総理、どうか「言葉の表現」には十分気をつけてください!!(ふう)
 
 「大事な友人」を待たせてしまった。 政治家になってからというもの、「遅れることを気にしない」精神構造になっているようだ。(ごめんなさい!) が、とても元気そうだった。 これからますます忙しくなりそうですね。 「体力」を過信しないで(体調に気をつけて)、頑張ってください! って...人のこと、言えないよなあ。(苦笑)

 「直滑降ブログ」での発信は、山本一太の政治活動の不可欠な一部(特徴)になった。 ただし、そのことについて何の「誤解」も「慢心」もない。 HPへのアクセスが「40万/月」を超えようが、ブログの内容がテレビのワイドショーで取り上げられようが、あちこちで「永田町のNo.1ブログ」などと紹介されようが、「ブログを更新する」(=ブログの発信力を高める)ことで後援会組織が強化されたり、地元の票が増えるわけではない! 「勘違い」は禁物だ。
 
 日本の社会は(どこでもそうだと思うが)「ネットだけで選挙を戦える」ような状況には至っていない。 選挙は、あくまで日頃の「地道な政治活動」がポイントだ。 最も投票率の高い年代の有権者(特に田舎の人々)は、パソコンを使っていない人が多い。 ネットを使った発信は、「基礎体力」(普段から選挙区を回る努力を続けている状態)があって初めて「小さな戦力」になり得るのだ。
 
 「勘違い」は「ブログ」にだけ言えることではない。 様々なメディアに露出することは「知名度アップ」に効果がある。 特に「TVポリティクス時代」の政治家にとって、諸刃の剣であるマスコミとどう付き合い、どう活用するかは極めて重要だ。 が、ここでも「勘違い」に気をつける必要がある。
 
 たとえば、同僚議員や地元の支持者の方々に、時々、こんなことを言われる。 「一太さん、よくテレビに出てるから、もう知名度は全国区並みでしょう!」 この手のコメントは、半分以上、お世辞だ。(笑) 何度かここにも書いたが、「山本一太はよくテレビに出る」というイメージがあるらしい。 でも、実際は大して出ていない。(ガク!)
 
 僭越ながら、生まれ育った故郷の群馬県では「比較的知名度がある」と思う。 が、「山本一太」なんて、全国的に見れば大して知られていない!(ガクX2)) 回りには、ちょっとテレビに出たり、新聞で名前が取り上げられたりすると、「オレは(私は)有名になった」みたいな幻想を抱く政治家もいるようだ。 実際は思ったほどのインパクトは与えていないのに。(苦笑) 「知名度」って、定着するまでに時間がかかるのだ。
 
 いろいろなメディアを通じて「自らの政治姿勢や政策」をアピールすることは効果がある。 「ブログの発信」も(やり方によっては)「小さな武器」になり得る。 が、しかし、こと「選挙」に関しては、そうした「飛び道具」は「日頃の足腰」があって初めて威力を発揮する。 選挙を戦う同志の皆さん! くれぐれも「自己満足の罠」に陥らないようにしてください、ね!!
 

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