2009年1月25日:パート3

 午後(夜の)6時25分。 先ほど上毛高原駅から東京行きの新幹線をキャッチした。 今日も麻生内閣への批判は厳しかった。 某村で農業を営む高校の同級生(地域でなかなか信望がある)は、「こんな景気が悪くて正規社員まで雇用不安を抱えている中で、2011年から消費税を上げる上げないの議論をすること自体がおかしい!やっぱり、麻生さんは庶民の気持ちがわかっていない!2年後に増税すると思ったら、オレだって定額給付金は貯金するよ!」と憤慨していた。 
 
 「山本は応援するけど、次の選挙では自民党に投票しない。が、民主党を支持するのも嫌だし、棄権も出来ないし、白紙で出そうかなあ!」「1年で次々総理が辞めちゃって、これで経済の立て直しなんて出来るわけがない!自民党には、地位も名誉も考えずに、命懸けで国民のために尽くす政治家って、ほとんどいないんじゃないか!」とも。 麻生総理に対する評価は、あまりに強烈でちょっと書けない。(苦笑)
 
 午後(夕方の)5時から沼田市で行われた某県議の「後援会新年祝賀会」で、出席者からこんな言葉が飛んだ。 「一太さん、麻生さんを早く替えたほうがいい!」(50代男性)「あの定額給付金はやめてください!」(40代女性) ここでも同じ意見を聞いた。 「政府が定額給付金を配るというなら、皆、もらうに決まっている。でも、それで自民党の支持なんて上がらないよ!」
 
 「新報道2001」の世論調査で、麻生内閣の支持率が14%に下降、不支持率が79%に上昇したらしい。 首都圏を対象にした500人調査(だと思う)とはいえ、「先行指標」にはなり得る。 つまり、麻生内閣の消費税問題へのスタンスは、支持率逆転の手段にはならなかったということだ。 各種の調査でも、「消費税引き上げ」(たとえ社会保障目的であっても)に反対する世論は7割近い。 国民が「政治の覚悟」を疑っているからだ。
 
 「経済」はまだ悪化する。 『内閣支持率の落下」にも歯止めがかかっていない。 うーむ。 次の選挙までに麻生内閣が支持率を回復する局面はなかなか思い浮かばない、な。 少なくとも「全ての主要メディアで不支持率が7割を超える」事態だけは回避せねばならない。
 
 東京まであと約20分。 しばらく寝る。

 
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