2009年1月16日:パート5

 午後(夜の)10時30分。 東京の部屋でパソコンを開いた。 夕方に新しい東京日程を入れたために、地元から予定より早く戻って来ることになった。 「その分」を埋め合わせるために明日の出発を早める。 午前(早朝の)6時台の新幹線に乗らねばならない。 「情報交換ミーティング」は中止することに。 「会えなかった人々」とは来週、改めてアポを取る!
 
 麻生総理は「税制関連法案の付則に消費税引き上げ時期を明記する」方針を変えていないらしい。 自分は「2011年」という記述を付則に盛り込むことには反対だ。 麻生政権が誕生する以前から「財政改革研究会」や「総務会」の場で「消費税の引き上げはくれぐれも慎重にするべきだ。増税するなら政治が率先して身を切る改革とセットでないと有権者の理解は得られない!」と言い続けて来た。 その立場は一貫している。 
 
 来週の火曜日に「政調全体会議」がある。 オープンな議論の場で徹底的に激突し、議論する。 党内で「ギリギリの妥協」が成立するとしたらその後だ。 
 
 こんな時はけっして「姑息なこと」をやるべきではない。 国民の目に「分かり難く映る」からだ。 ホント、どっちに顔を向けているのか分からないんだよな!(怒) ますますムカつくが...今は書かない!!(深呼吸...だ。) 時々、「本人たち」に直接会ってこう言ってあげたくなる。 「こんなこと言われてますよ!」って。(笑) とても言えない(絶対に言わない)けど!!(笑X2)
 
 仮に麻生総理が「20年にわたって郵政民営化を主張して来た」小泉総理のように「消費税引き上げをやらねばならない!」という確固たる信念を持っていたとする。 加えて「増税時期を言うかどうか」について徹底的に党内の平場で議論をさせていたとする。 その上で、首相自身の口から「党内で反対が多いが、これだけはどうしてもやらせて欲しい!その代わり、○兆円の無駄を無くし、議員定数も大胆に○割、削減する。場合によっては、これを争点に国民に信を問う覚悟もある!」という言葉を聞いていたら、「中期プログラム」に増税の目標年を書き入れることも、また税制関連法案の付則に「2011年」と明記することにも賛成していたかもしれない。
 
 が、しかし、「中期プログラム」に関する「平場の議論」は行われず、総理から「国民を説得するための政府や政治家が進んで身を切る改革」の具体案(議員定数削減や無駄の数値目標提示)は依然として示されず、捨て身の姿勢で増税を断行する(場合によっては国民に信を問う)という気迫は(今のところ)ほとんど伝わって来ない。 この状況で「法制化に賛成しろ!」と言われても、「そうですか!」とはとても言えない!! しかも(様々な見方があるかとは思うが)自分は日本経済がこれだけの不況に喘いでいる時に「3年後に増税するかもしれませんよ!」とわざわざ明言することが景気にプラスになるとはどうしても思えない。
 
 あ、お湯が沸いた。 これから2時間ほど資料を読む。 明日も寝不足だ、な。(ふう)
 
追伸:昨日、インドから帰国した直後、携帯に「塩崎恭久元官房長官」からの「留守電メッセージ」を発見した。 「あ、塩崎です。消費税問題を含め、いろいろなことに今後どう対応していくか。あなたと相談をしたかったので連絡しました...」という内容だった。 だから折り返しの連絡を入れたのだ。(竹中平蔵先生、いろいろと余分なご心配をおかけして申し訳ありません!)

 「政治家山本一太」は「分かり難いこと」はしない! 「実力者たち」の回りをチョロチョロ走り回ったり、他人のやったことを「私のテガラです」と吹聴したり、第三者を通じて誰かにアプローチしたり...そういう「器用な技」は性に合わない! 
 
 誰かに会いたい時は、直接本人とアポを取って会いに行く。 「税制関連法案の付則」の問題については、「2人の大物政治家」(中川秀直氏と塩崎恭久氏)と全く同じスタンスだ。 勉強会や議連なんて立ち上げる必要はない! 「消費税問題」に絞って「同じ考えを持つ人々の力を結集する」ことが重要なのだ。
 
 え? それこそ「反麻生の動き」になるんじゃないかって?! それは違う! ここまで経済が落ち込んでいる時に消費税アップの時期を「税制関連法案の付則」に入れない(法制化しない)ことが麻生政権のためであり、自民党のため、いや日本経済のためになるのだ。 最後は麻生総理が「正しい決断」を下してくれるに違いない。 そう信じている!!


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