2008年2月23日:パート2




 午後8時。 高崎駅から東京行きの新幹線をキャッチした。 席に座るや否や、黒い鞄からパソコンを引っぱり出した。 車内販売のカートで買った熱い紅茶を片手に、本日2本目のブログに取りかかった。 雪と強風で東京行きのダイヤが乱れている。 事態を察知した地元秘書が、すかさず切符を一本前の列車に差し替えた。 身内を褒めちゃあいけないけど、相変わらず機敏だよなあ。

 

 午後6時30分から高崎駅に隣接したホテルの部屋で、群馬県医師会の6名の若手・中堅メンバーと会食した。 群馬県の医師流失問題、診療報酬の実態から、日本の医療制度の将来像まで、医療をめぐる様々なテーマについて率直に意見を交わした。 「とても時間が足りないので、次は私のほうで会合をアレンジします。ぜひ、もう一度、こうした機会を作ってください!」 そうお願いして、席を立った。

 

 うっぷ! 今日はちょっと食べ過ぎた。 あの家では「美味しい羊羹」を口に入れ、こっちでは「味噌まんじゅう」を6個も平らげた。 上州人の「ホスピタリティー」は健在だ。

 

 さて、小泉純一郎元総理が、東京都選出の某衆院議員の会で(久しぶりに)「政治的発信」をした。 与野党攻防の焦点になっている「道路特定財源」(暫定税率)の問題に関して、「福田総理のリーダーシップで、一般財源化も含めた野党との妥協を模索すべきではないか」という意味の発言をしたのだ。 同僚議員やマスコミ関係者から次々に電話がかかって来た。 「一太さん、小泉さんのあの発言は、どんな意図なんでしょうか?」 

 

 え? 小泉総理の真意はどこにあるのかって?? まあ、政治的天才の考えることは、凡人には分からない。(笑) が、山本一太の直感では、「あの小泉発言の意図は、福田総理をサポートすることだ」ということになる。 

 

 「道路特定財源」の問題が、最終的にどんな決着をみるのかは分からない。 最後まで「ガチンコ」の状態で行くケースもあれば、参院で(?)何らかの修正が行われる可能性もある。 万一、与野党が法案を通過させるために「ギリギリの妥協」を模索するという状況になった場合、「与野党合意」が成立するかどうかは、福田総理のリーダーシップにかかってくる。 小泉さんはこう考えたのではないだろうか。 「この時点で自分が一般財源化(=法案修正)の可能性に言及すれば、福田首相のこの問題についての選択肢が広がる。それは政局の混乱を防ぐことにもなるだろう」と。

 

 あ、もうすぐ東京駅。 続きは次回のレポートで。

 




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