9月10日




 午前4時。 東京の部屋でパソコンのキーボードを動かしている。 午前2時過ぎに布団に入ったが、頭が興奮しているせいか(?)ちっとも眠くならない。 2時間ほど「無駄な努力」をしたが、あきらめてブログを書くことにした。

 

 あ、早朝の民放のTVニュースで、さっそく安倍首相の発言を取り上げている。 タイトルは「テロ特措法継続、ダメなら総辞職」だって。 ううむ、恐れていたとおりの報道になってしまった。 「党内から辞任論が強まるのは確実」「外交問題と辞任をバーターにかける意図か」「ある閣僚(誰だか想像はつくが)は、安倍首相は体のいい引き際を探っているのではないかと発言」などという言葉が並べられている。 これは...よくない展開だ。(ふう。)

 

 本日、臨時国会が開幕する。 最後までもめにもめた参院の予算委員長のポストは「自民党が穫る」ことで決着した。 国会対策のプロである鈴木政二国対委員長が(粘り強い交渉の末)野党に「一矢報いた」形だ。 が、他の主要な委員長ポストは、すべて野党が獲得した。 この勝負、(残念ながら)与野党の「痛みわけ」ではない。 予算委員長を確保したとはいえ、理事の数は野党のほうが多い。 いかに胆力のある鴻池予算委員長を配したといっても、理事会の運営は与党にとって「厳しいもの」になるだろう。 

 

 それ以上に大変なのは、政治とカネの問題、事務所費の問題、補助金の問題、税金の無駄遣いの問題等々、政府及び自民党が標的になる委員会のトップをすべて野党(民主党)が占めたということだ。 たとえば厚生労働委員会での質疑は、予算委員会での質疑と同様に(あるいはそれ以上に)スポットを浴びに違いない。 開催の回数が限られている予算委員会と異なり、国会開会中はあらゆる常任委員会(特に自民が守勢に回らざる得ない委員会)が頻繁に開かれ、与党や政府が「攻撃を受け続ける」という構図になる。 しかも、そうした委員会質疑の全てがマスコミによって大きく報道されるのだ。 ああ、考えただけで気が重くなってくる。 テロ特措法を抱える参院外交防衛委員会でも、野党から徹底的に「なぶられ」そうだ。(苦笑)

 

 あ、台風で大きな被害を受けた群馬県南牧村で「自衛隊の支援」が始まったようだ。 これはグッドニュースだ。 明日の朝、防衛庁に状況を確認した上で、もう一度、南牧の関係者に連絡を入れてみよう。  

 

 おっと。 お湯が沸いた。 とりあえず熱い紅茶を一杯飲んで、それからもう一度「眠る努力」をしてみよう。




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