8月16日:パート2




 今回の参議院選挙を戦うにあたって、自分が候補者としてどれだけ大きなハンデを抱えていたか、県内外の「アンチ山本勢力」や「政治ゴロ」たちにどれだけ「あからさまな恫喝」や「薄汚い妨害」を浴びせられていたか、そして「古い政治文化」を断ち切って選挙をやることがどれだけ大変なことだったか...それは当事者である本人にしか分からない。

 

 今だから告白するが、7月の選挙は何があっても「圧勝」しなければならない勝負だった。 単に「圧勝する」だけでは足りないと思っていた。 「全国で一番選挙の強い候補者であることを内外に示せなければ意味がない!」とまで考えていた。 保守の牙城と言われた(*牙城のはずだった)島根県や富山県はもとより、あの消費税選挙の時でさえ議席を維持した和歌山県、総理のお膝元である山口県さえも上回る得票率を叩き出す必要があった。 そして...自分の望みは叶った。 群馬県の国政選挙に「小さな革命」をもたらしたこの戦いについては「山本一太かく戦えり!」というレポートをどこかで掲載したいと思う。

 

 選挙戦の最終盤、動員をかけずに行った「街頭演説」で足を止めてくれた有権者から、必ずと言っていいほど飛び出してくる2つのセリフがあった。 「今回は自民党には入れない。でも、山本一太だけは応援する!」という男性からの激励と、「一太さん。私はあなたの政治家としての真っすぐな姿勢が好きなのよ!」という女性からのエールだった。 以前にも書いたように、自民党逆風の中で自分に寄せられた票の多くが、派閥や政党を超えた「山本一太という政治家個人」に対する支持だった。 50万人の中には、山本マニフェスト(公約)の政策を支持してくれた人も、これまでの実績を評価してくれた人も、将来性に期待してくれた人もいたと思う。 が、それより何より、政治家としての生き方に対する共感があの得票に繋がったのだと確信している。

 

 つまり、有権者が山本一太に望んでいることは、「うまく立ち回って大臣を射止める」ことではない。 「自らの政治信念を曲げずに一直線に進む」ことだ。 前回のブログで(もともと薄い)「ポストへの執着」も断ち切った。 無礼は承知の上で、安倍首相に「捨て身の進言」をさせてもらう...とここまで書いたところで、時間切れになってしまった。 この続きは「安倍首相への捨て身の進言:その2」で!!




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