8月27日:パート2




 夕方。東京に向かう新幹線の中で再びパソコンを開いた。午後1時30分から始まった中之条町長の後援会総会で、約30分のスピーチ(ほとんど「ミニ講演」)をやった。群馬県最年少の町長は、町長選挙に立候補する2年前まで、吾妻郡の山本一太支援会若手グループの役員まで務めてくれた「盟友」だ。「前回の町長選挙で生まれた新しい政治の流れをけっして止めないでください! 00町長には、新しい地方分権の時代を先取りした新しいタイプのリーダーになって欲しいと思っています。皆さん、今後とも00町長の挑戦を支えてください!」と熱っぽく訴えた。

 

 午後2時10分。吾妻郡の会場を出て車に乗り込んだ。午後3時10分。午後2時から始まっていた高崎市議会議長の就任祝賀会に滑り込む。「若くして議長ポストが回ってきたのは、日頃の真面目な活動の成果。議長職を契機として、また『大きなチャンス』がめぐってくる」と短く(早口で)挨拶した。祝賀会には高崎内外から幅広いメンバーが顔を揃えていた。(議長の就任祝賀会としてはかなり異例だ。)市会議長夫妻と言葉を交わして、さっそく会場をテーブルを回り始めた。

 

 そこは「早々と安倍支持を表明したこと」の影響が最も大きい高崎市のこと。「頑張ってるねえ!」と声をかけてくれるところもあれば、「複雑な表情」で迎えられた場所もあった。(*そりゃあ、当然だ。)「あ、山本さん。何とか決着がついたみたいだけどさ。向かい風が強かったろう。ここに座っている人たちなんて、ずい分、悪口ばかり言ってたよー!」「そうですか。よく心にとめておきます。いろいろご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。」




 2列目の端のテーブル(出席者の約5分の1)で頭を下げたところで、閉会に。(*残念!)誰からどう怒られようが、無視されようが、すべてのテーブルを回るつもりだった。直接、飛び込んでみなければ、本当の「感触」はつかめない。「反発」があるのは当然としても、その範囲と深度を見極めなければならない。

 

 あ、もうすぐ東京のアナウンス。次回のレポートに続く。