午後11時を回った。高崎の自宅で本日2本目の国政レポートをしたためている。 スターになるためには「知名度」が必要だ。逆に言えば、スターになればなるほど「知名度」は上がっていく。

 

 回りの政治家を見ながらつくづく思うのは、「知名度」と「スター性」は違うということだ。「知名度」があるからといって、「人気」が出るとは限らない。ましてや、「知名度」や「人気」がそのまま「カリスマ」に結びつくわけではない。

 

 「知名度」を「人気」に結びつける要素は、いろいろある。 当然、外見(マスクや容貌)は重要だし、その人のキャラクターや雰囲気も見逃せない。 安倍官房長官が「国民的な人気者」になったきっかけは、もちろん「拉致問題」だった。が、安倍さんにはもともと「スター性」があった。 最近は、いよいよ政治家としての風格やカリスマを感じようになった。

 

 ということで、山本一太が選ぶ(現時点の)「永田町・カリスマ度ランキング」のベスト5を発表する。断っておくが、ある人物に「カリスマ」を感じることと、その人物が政界で成功するかどうかは別の話だ。ちなみに、妻の意見はこうだった。「小泉さんとか、安倍さんには、カリスマがあると思う。そうねえ、あと誰かって言われると…やっぱり、河野太郎さんかしら。太郎さんには、一種の『カリスマ』が漂っている気がする。」(*なるほど、同感だな。)

 

       ー政界カリスマ度ランキングー(as of 2006)

第1位:小泉純一郎:総理になるずっと前から、カリスマがあった。

第2位:安倍晋三:安倍さんは、明らかに「進化」している。

第3位:河野太郎:予備選挙に出たら「ブレイク」するかも。

第4位:細野豪志:3年前なら、前原誠司か、鳩山由紀夫と書いたはずだ。

第5位:佐藤ゆかり:強敵との戦いに勝ち残れたら…「大化け」すると思う。

 ああ、このバカな「ランキング・シリーズ」を考えていると、ストレス解消になる。(笑)さあ、熱いお風呂につかって、寝ようっと。

 

追伸:「ううむ。残念ながら、山本一太には、スター性もカリスマもない。知名度もまだまだだしなあ…。」 ぶつぶつ言いながらキーボードを動かしていると、奥さんがこう言って慰めてくれた。「そうでもないわよ。あなたのことを知らない人で、ぜひ会ってみたいと思ってる人もいるかもしれない。」(*そんな人、いねーよ!(笑)) 

 「あ、そう。オレのどこにそんな魅力があると思う?」と聞くと、こんな答えが返ってきた。「そうね。顔はけっしてハンサムじゃないけど、特にカッコよくないけど…けっして悪くない。容姿はともかく、あなたは『声』がいい。うん。『声』(=言葉)は、きっとアピールしてるんじゃない?!」(*くそっ、聞かなきゃ良かった。(笑・笑))