午前9時。午前8時30分から党本部で行われた郵政改革に関する合同部会に遅れて出席。新たに当選した新人議員たちの質問やコメントに耳を傾けた。数ヶ月前、党幹部が怒号と混乱の中で強引に承認を取りつけた(?)同じ郵政法案が、満場一致の拍手で了承された。少し不思議な感じがした。

 

 午前10時。日中友好会館で故後藤田正晴氏の弔問。午後11時40分。党本部で開催された「前橋りぶる会」(自民党女性部)の中央研修会で挨拶。午後12時15分。清和政策研究会(森派)の総会に出席。その後、夕方まで米国大使館スタッフや官僚とのミーティング。参院調査室のブリーフィングの最中に半分、意識を失った。(*こちらからお願いしたのに、失礼なことしちゃったなあ。)

 

 午後4時30分。総理官邸で飯島秘書官に会った。久々の「アイ・ワイ懇」をやった。約40分の会話の9割は、衆院選挙のこと。今振り返ってみると、自民党にとって何度か「選挙の潮目が変わる」危ない局面があった。これを乗り越えることが出来たのは、飯島氏が「身体を張って」行動したからだ。

 

 午後5時30分。道路公団の総裁室に近藤剛総裁を訪ねた。「今度の選挙で、小泉改革を更に推進する環境が整いました。『最後の伏魔殿』にメスを入れられるのは近藤総裁しかいないと思っています。引き続き公団改革に力を注いでください!」と激励した。

 

 午後6時過ぎ。青山付近のちょっとお洒落な居酒屋へ。東京と地元の事務所スタッフのために自ら企画した「慰労会」に合流した。集まった10名の秘書を前に短くスピーチした。「今回の選挙は、遊説局長という立場もあり、ほとんど地元に入れなかった。そんな状況の中でも、皆、それぞれの立場で一生懸命、頑張ってくれた。本当にありがとう。これからもヨロシクお願いします…。じゃあ、改めて乾杯しよう!!」

 

 東京の部屋。午後10時。テレビのニュースを見ながら、キーボードに指を走らせている。CNNでは史上5番目の大型ハリケーンに成長した「Rita」の特集を組んでいる。なるほど。結局のところ、人間は「自然の力」の前では無力だ。世界唯一の超大国でさえ、「ハリケーンの猛威」に為す術もない。米本土(テキサス州南部?)上陸前に、少しでも勢力が弱まってくれればいいが。

 

追伸:明日のテレビ朝日「スーパーモーニング」(午前8時30分から40分程度?)に生出演する。「巨大与党」となった自民党はどこへ向かうのか。小泉自民党の今後の課題について議論する予定だ。