ここ数日、「参議院で郵政法案が可決・成立した場合でも、小泉総理は(どのみち)衆議院を解散する」という情報が意図的に流されている。法案反対派と野党の一部が発信源のようだ。小泉首相の真意は、「たとえ一票差でも可決すれば、反対票を投じた37人の責任は問わない」というもの。実際、昨日の官邸でのインタビューでも(法案が成立しても解散するのかと聞かれ)「え、法案が可決しても解散?…解散なんてしません。成立すれば必要ないでしょ!」と強調していた。郵政法案が成立しても解散するーなどということがあるはずがない。

 

 念のため、つけ加えておこう。参院で法案が否決された場合、小泉総理は「確実に」衆議院を解散する。さらに言えば、参院での法案修正も継続審議もあり得ない。この法案に残された時間はあと2週間しかない。恐らく8月5日前後には、本会議採決に突っ込むことになるだろう。

 

 午後5時。議員会館事務所で大きく深呼吸し、アリナミンを3錠飲んだ。あ、ミーティングの相手が来た。続きは次回のレポートで。