小泉総理がニューヨークで行った同行記者団との内政懇談会で「中二階」という言葉を使ったことについて、参院自民党の青木幹雄幹事長が怒り(不快感?)をあらわにしたという話を聞いた。そのエピソードに尾ひれがついた。「中二階」の名付け親(?)とされる山本一太が、青木氏に呼ばれて「こっぴどく怒られた」という噂が広まっているらしい。

 

 どこの誰が情報を流しているのかは知らないが、全くそんな事実はない。この件で青木幹事長から連絡があったことは一度もないし、呼び出された事実もない。だいたい、そんなことがあったら、すぐにこのHPのレポートに書いている。しかも、「怒られる理由」がない。(*万一、叱責されていたとしたら、その場で激しく反論したはずだ。)ウソの情報の出所だけは、一応、調べておくことにしよう。

 

 夕方。小泉首相との二度目の会談で、安倍幹事長の辞任が確実になった。安倍氏は参院選挙前の約束を守り、政治家としての筋を貫いた。さすがは新世代のフロントランナーだ。一般国民の感覚とかけ離れたことを平気でやる「永田町の旧世代政治家」とは違う。そのことを内外に示した。今回の安倍幹事長の決断については改めてコメントすることにして…とりあえず、安倍さん、本当にご苦労さまでした。少し落ち着いたら、若手で慰労会をやりたいと思います。その時はぜひ時間を作ってください!