本日のメインイベントは、何と言っても、午後4時から参議院会館1階の会議室で行われた「新世代総理を創る会」の記者会見だった。「創る会」(現職21名)から、12名が出席した。まず呼びかけ人の一人として、また会の事務局長として、自分のほうから「創る会」のこれまでの経緯や今後の活動について説明した。その後、4つのプロジェクト、すなわち(1)ポスター&ビラ作成(2)インターネット仮想総裁選挙の実施(3)新世代号(キャンペーン・カー)の製作(4)会のテーマソングの作成について、それぞれのチームの責任者から(会議室にセットされたパソコン連動のスクリーンやCDプレーヤーを駆使して)簡潔で歯切れのいいプレゼンテーションがなされた。取材に来た若い記者がポツリとつぶやいていた。「国会議員、特に自民党の政治家のこんな記者会見、見たことないよなあ。」

 

 この記者発表がニュースになるかどうかはともかくとして、6つのメジャー局が取材のカメラを出してくれた。主要紙の記者やスポーツ紙のジャーナリストも(何事だろうという顔をしながら)様子を見にきてくれていた。メディア関係者に対し、このグループの存在を認識してもらったというだけでも、この会見は成功だったと思う。「創る会」メンバーの事務所スタッフが、一生懸命、頑張ってくれた。皆さん、ありがとう!!

 

 ただし、本番は、明日午後5時ー6時30分まで、銀座数寄屋橋前で開催する予定の街頭キャンペーン(街頭演説)だ。いよいよデビューする「新世代号」の車上のお立ち台に立ったメンバーが、次々に「世代交代」のメッセージを発信するというイメージだ。本日公表した宣伝ビラを最大限に活用することは言うまでもない。メンバーのうち、すでに10名以上の参加が決まっているが、多忙な3人の現職閣僚は果たして顔を出してくれるだろうか。

 

 石原伸晃・国土交通大臣からは先週、スケジュールの都合で難しいという返事をもらっていた。が、本日改めて大臣秘書官に電話をかけ、「5分でもいいからかけつけてもらえると最高に嬉しいです。もう一度ご検討願いませんか」とお願いした。石破茂防衛庁長官については事務所の秘書に伝言を残した。「万一、明日の夕方に関連の委員会がなければ、ほんのちょっとでも演説会場に足を運んでいただけないでしょうか。そう、長官に伝えてください。」今晩、某ホテルで行われた舛添要一参院議員の出版記念パーティーで会った茂木敏光・科学技術大臣は、「うん、聴いてます。が、ちょっと忙しくて無理かなあ。頭に置いておきます」と話していた。売れっ子の塩崎恭久代議士や根本匠代議士も相変わらず忙しそうだった。が、この友情に厚い2人の先輩は、必ず来てくれると信じている。

 

追伸:夜は河野太郎衆院議員と舛添要一参院議員の激励パーティーをハシゴした。河野議員の会では、乾杯直後に短いスピーチを求められた。大きな、ハッキリした声で次のようにしゃべった。「皆さん、河野太郎衆院議員の大学時代の先輩であり、盟友でもある山本一太です。(*ここで拍手。よく知ってるよ!という声まであった??)」さらにこう続けた。「河野太郎がどんなにハチャメチャでも、メールマガジン(ごまめの歯ぎしり)がいかに多くの政治家を怒らせているとしても、河野太郎代議士は、我々の世代の大切な総裁候補の一人であることは間違いありません。河野太郎が日本の首相になる時は、日本が滅茶苦茶になった時だけでしょう。(ここで笑い)が、もし、そうなった時は、私(山本一太)が官房長官を務めさせてもらいます!(再び拍手)」

 降壇したところで、河野氏の地元で会ったことのある太郎ちゃん支持者が、こう話しかけてきた。「山本さん。この間、小林温さんが、(太郎さんが総理になったら、自分が官房長官をやる)なんて言ってたけど。どう調整するんだい?」「え?問題ありません。その時、小林さんは官房長官ではなくて、官房副長官ですから…。」