午前8時から前橋の選挙事務所で行われた群馬県知事選挙の出陣式に出席。「小寺候補(現職)の知事四選のために、皆さんと力を合わせて頑張ります!」と20秒で挨拶した。現職の知事と共産党候補の一騎討ち。共産党以外はすべて現職に相乗りという構図になった。結果の分かりきった選挙だけに、盛り上がりが感じられない。投票率の低下は避けられないだろう。




 「それにしても、世の中とは皮肉なものだ。」出馬の決意表明をする現職候補の後ろ姿を見ながら、なぜかそう思った。




 午前9時45分の新幹線で東京に向かっている。午後は党の国家戦略本部の会合で司会を務める予定だ。長年暖めてきた「日本のソフトパワー外交」実現のための最初の小さな一歩になるだろう。




追伸:

1.尊敬する地元の某会社社長(高崎在住)は、毎朝仕事に行く前に必ず一時間歩くことにしているそうだ。「早足で歩くと6kmくらいになる」らしい。「一太君、企業というのは、トップさえ健康で元気なら、どんなピンチに遭遇しても乗り越えられるもんだよ。政治家の事務所もそうだろう」と笑いながら話していた。なるほどと思って、さっそく真似しようとしたが、一つ重要な問題に気がついた。まず十分な睡眠時間を確保することが先決だ。さもなければ逆効果でしょう。




2.昨晩、日本の政治をよく知る米国の友人から電話があった。「日本ほど、政治に人材が集まらないシステムの国ってないよね」とコメントしていた。残念ながら同感だ。「二世議員という原罪」から解き放たれる日は来るだろうか?