午前9時。東京の議員会館事務所で、韓国の若手政治学者(パク氏)に会った。20分ほど意見交換をして参議院会館を出た。午前10時過ぎに新高輪プリンスホテルで行われた自由民主党大会に出席した。約一時間ほどで会場を抜け、東京駅へ向かった。午後から地元日程。群馬県鳶工業連合会の新年会、行政書士会の賀詞交歓会、社会保険労務士会の賀詞交歓会等に顔を出す。各会場で「今年も不透明な一年になると思いますが、ピンチをチャンスに変える気概を持ち、道を切り拓きましょう!」と訴えた。

 韓国のパク博士は、とにかく活動的な人物。いろんな場所で遭遇する。日韓関係を含む外交問題については、主要なマスコミのアドバイザー的役割をしているらしい。韓国版「私が総理になったら」の出版記念パーティーの開催に関する韓国側の要望を携えてやってきた。相談の結果、2月中旬を目途に日程調整を進めることになった。

 以前このレポートにも書いたが、「私が総理になったら」の韓国語版は、昨年12月20日、韓国主要紙の一つである「中央日報」が経営する韓国最大の出版社から発売された。本日の午後、正月に釜山を訪れたという某代議士秘書が、「そういえばあの本、釜山の一番大きな本屋の政治・経済コーナーの最も目立つ場所に山積みしてありましたよ」と話していた。嬉しいニュースだ。釜山にあるということは、ソウルの主な本屋に(しかも間違いなくメインの場所に)置いてあるということに他ならない。むこう(韓国出版社)もかなり力を入れてくれているようだ。だいたい韓国の大手マスコミが日本の政治家の本の出版記念パーティーを主催するということ自体、前例がない。このプロジェクト、何としても実現させねばならない。

 河野太郎代議士はもちろん、あの本に登場した若手政治家の中から4、5名に出席をお願いしようと思う。韓国側からも、与野党の若手議員の参加を直接呼びかけたい。このイベントは、超党派の日韓若手議員交流の「新たなキッカケ」になるだろう。