朝8時の新幹線に乗り込んだ。1月1日付けで採用した新しい政策秘書と一緒に選挙区へ。午前中は、やや緊張気味の?山本事務所のルーキーを紹介しながら、高崎、前橋を中心に挨拶回りをやった。昼は新スタッフと地元秘書との懇談会。選挙区を支える地元チーム全員(7名)が出席した。最初はちょっとギクシャクした感じもあったが、最後はリラックスした雰囲気になっていた。等身大のチーム・ヤマモトを見てもらえたと思う。東京の女性スタッフを加えた地元7名、東京2名という9名の新体制が、ようやくスタートした。

 午後も引き続き挨拶回り。午後6時から三つの地域の青年会議所新年会をハシゴした。群馬県東部の最後の会合に出席し、熊谷駅へ向かう。予定より早く着いた。すかさず二人で駅の近くの吉野屋に入り、サッと牛丼を食べる。ううむ、やはりヨシノヤはあなどれない。

 ガラガラの自由席に座った。政策秘書と選挙区や政治活動の話をしながら、東京に戻ってきた。彼が正式に勤務を始めて10日目。東京の会館にしょっちゅう出入りしている官僚やジャーナリスト、委員会スタッフ等からの評判は悪くない。もちろん、前の政策秘書が多方面に気配りをし、いい関係を築いてくれていたことが助けになっている。

 恐らく普通の参院議員の事務所より、何倍も忙しい。にもかかわらず、東京のスタッフは2名しかいない。四六時中、中央の活動に専念してもらわねばならないのはもちろんだが、様子を見てもう一度選挙区の挨拶回りや政治活動を経験させたいと思っている。山本一太の「華やかに見える中央の活動」の部分は、日頃の地道な活動や努力の積み重ねによって支えられている。そのことを理解してもらわなければ、本当の右腕にはなってもらえない。

 ニューヨーク・ヤンキースへの入団が決まった松井選手のように、最初から過度の期待というプレッシャーをかけるつもりはない。のびのびやってもらうのが一番だ。