午前9時30分から、この通常国会最後?の外交防衛委員会。2時間40分の質疑の後、やはり最後に残った条約を通過させた。結局、今国会に提出された外務省・防衛庁関係の3本の法律と18本の条約すべてが成立することになった。結果だけ見ると、外交防衛委員会担当の国会対策副委員長としての成績は、100点満点のパーフェクトを達成。国会対策(国対)のほうも、一年間のご奉公が終了することになる。鴻池委員長—矢野筆頭副委員長コンビの明るく楽しい(でも、やる時はやる)国対で、副委員長を経験出来たのは、とてもラッキーだった。




 この一年を振り返って見ると、最初から(不必要な)トラブルの絶えない委員会だった。逆の見方をすれば、国会対策の勉強には理想的な?環境だったと言えないこともない。以前のレポートでも書いたが、外交防衛委員会に所属していなくても、外交・安全保障政策の立案や発信はいくらでも出来る。自民党国対でもすっかり有名になったこの問題委員会は、この際、晴れて卒業させていただこうと考えている。




 国会終了後は、選挙区で「上州ひと回りキャラバン」プロジェクトが待ち構えている。中古のワゴンとマイクロフォンを武器に、県内各地で街頭国政報告をぶちかますという無謀な計画だ。国会内外で会いたい人は山ほどいるが、31日までに全部のミーティングを詰め込むのは難しそうだ。




 出来れば8月中に海外視察にも行きたいと思っている。日韓の議員交流もフォローしなければならないし、久々に米国にも足を伸ばしたい。テロで傷付いた「我が心のニューヨーク」は元気を取り戻しただろうか。うーん...地元の予定もあるし、外に出るのは、9月の国連総会まで我慢したほうがいいかなあ。