みなさまこんにちは(*^-^*)
毎日じわじわ…じわじわ…と上がり続けている金相場
2020年の夏にたたき出した
グラム7,769円がこれまでの最高値でしたが
本日2月22日の単価は7,791円と
最高値をアッサリ更新してしまいました
数年前はグラム5,000円超えで
大フィーバー状態だったのに
今となっては「絶対届くわけがない」と思われていた
8,000円台さえ目の前です
さてさて、そうなると気になるのは
今、金を買うべきかどうか
というところかと思います
実際のところ、これからの金相場は
どのように変わっていくのでしょうか
本日は金の買い時・売り時について
詳しくお話していきます
2020年以前の金相場
さて、ではまずおさらいから
ドカンと相場が高騰した2020年より
前の金相場はどんな動きをしていたか
かるく復習してみましょう
大前提として、金相場は
社会的な不安が高まったタイミングで
高騰しやすいと言われています
私たちが普段使っているお金は
あくまで「日本」という国が発行しているもの…
もしなにか大きな事件や災害があって
日本に国としての体力がなくなってしまった場合
相対的に日本円の価値は落ちてしまいます
ですが、金という金属は
世界のどこにいっても価値が変わることのない
「安全資産」です
社会が不安定になれば当然
人は自分の財産を守るために
少しでも安心な金を買う動きをとるのです
この動きが分かりやすく表れたのが
バブルが弾け・世界同時多発テロが勃発した
2007年のこと
それまで1,000円を切っていた金相場は
2007年に一気に3,000円台まで跳ね上がります
次にわかりやすく上昇をしたのは
アベノミクスで円安が進んだ2013年の単価5,000円台
そして
世界中で新型コロナウイルスが流行した
2020年の7,000円台です
冒頭でお話しした通り、2020年の8月に
金相場はいったんの最高値7,791円をマークしましたが
それからはコロナワクチンの登場、感染者数の減少により
6,000円台まで勢いを落とします
2020年、コロナの蔓延とともに始まった相場高騰は
コロナが収まりつつあるのと比例するように
低空飛行に戻るのです
いや、6,000円台も十分高額ですけどね…?
2022年の高騰
そんな、落ち着きを見せていた金相場ですが
2022年2月に入ってから
2020年夏のピークを突破する勢いで
再高騰を始めました
これはいったいなぜなのでしょうか
実は、今回の高騰の原因は
コロナウイルス…だけでなく
近頃ピリついている
ロシア・ウクライナ問題
が大きく関係している
と考えられています
ロシアといえば、世界でも指折りの大国家
さらにその対策のため
アメリカまで出張ってくるともなれば
とても「他人事」では済まされない
国際的な大事件になりつつあります
このウクライナ問題によって全世界に不安が広がり
コロナウイルスの終着が不透明なことも手伝って
結果、今回のような大高騰につながった…
と考える方が多いようです
売り時なのは間違いない
過去最高単価を更新し続ける金相場
「今売るべきかどうか」を聞かれれば
間違いなく売り時だと言えます
特に、金相場の低かった1990年代に
金を買っていた方なら
購入金額の数倍の価格で売ることも
まったく夢ではありません
現在の相場の高騰は
ロシア・ウクライナ問題が
トリガーになっている
とお話をしましたが
逆をいえばこの問題が落ち着けば
2021年のように
単価が落ちていくことも
かんたんに予想が出来るのです
現金化したい金をお持ちの方は
金相場が7,700円以上の日
を基準に、見積りに持ち込んでみるといいでしょう
金を買うべき?
では本題です
じわじわと上がり続けている金相場…
いま金を買うとなると
それだけ元手も必要になるわけですが
買い時といえるのでしょうか
答えはずばり
YES
今後の金相場は
短期的な下落を挟みつつも
ゆるやかな上昇傾向
という予想が立てられています
これは、これまでも
何らかの要因で相場が急騰したあと
一時的に単価は下がっても
それからまたじわりと回復してきたこと
そして、特に社会的不安のない時期でも
金の価値はなだらかに保たれやすいこと
が根拠として考えられます
短期的にガッと買ってバッと売って
大きな利益を出したい
という方には
買うのに不向きな時期ですが
数年、数十年単位で資産運用の計画を立て
長い目で見て最終的にプラスになればいい
という方には、買い時相場だと言えそうです
おすすめしたい金の買い方
今、実際に金を買おうとするなら
断然おすすめの方法があります
それは少量ずつ買い足しをすること
先程説明をした通り、
今の金は短期的な利益を出すための
商材ではございません
ですので、長期計画でプラスにするなら有効なのが
月に少しずつ浮いたお金で
金を買い足していく方法です
一気にドカンと買うのではなく
ポコッと相場が落ちた日に
無理をしないグラム数で金を買う…
そして相場が上がり調子になってきたタイミングで
様子を見ながら少しずつ金を売る…
これを長く繰り返すことで
じわじわ利益を出していくのが
賢い方法だといえるでしょう
最後に
本日は金の買い時・売り時についてお話しました
いかがでしたでしょうか
金相場は世界情勢に左右されますので
なかなか直近の予想は立てづらいのですが
ながーーーーい目で見れば
買うのに間違いはない商材です
利益を出す・出さないのことは置いておいても
有事の備えとしても優秀な金
万が一のときのために
ある程度の量を確保しておくのもいいかもしれませんね
それではまた