みなさまこんにちは(*^-^*)

色とりどり、美しい光を放つ宝石たち

「宝石の王様」と呼ばれるダイヤモンドをはじめ

ルビー、サファイア、エメラルドなどは

子供でも知っている有名な宝石ですよね

ですが、当然「高価なもの」と思っているこれらの宝石って

実は資産としての価値はほとんどなかったりするんです

本日は宝石の価値が何で決まるか

ということについて詳しくお話していきます

宝石の「資産価値」

突然ですが、プロポーズのときに渡される婚約指輪には

「夫に万が一のことがあったとき、妻や子が路頭に迷わないように」

という、命綱的な役割もあると言います

これが効くのは、婚約指輪の素材である

金やプラチナに「資産価値」があり

いざというときにある程度の現金に替わる保証があるからです

では、これが宝石ならどうでしょう

買うときには金やプラチナに負けないくらい

高額な宝石ですが

「資産価値」があるかどうかとなると別問題です

実は流通している宝石のほとんどは

売りに出す時には

価格がつかなくなってしまうんです

なぜ宝石は高額で売られるのか

そもそもなぜ宝石は

あんなに高値で売りに出されているのでしょうか

宝石の売値のほとんどは

宝石自体の価値、というよりかは

その宝石が店頭に並べられるまでの

手間賃が占めているんです

宝石が売り物になるまでには

広くて深い地層から原石を掘り出し

その中からジュエリーに使えるほどきれいな個体を選出し

よく光るようにカットを施して

貴金属の台にひと粒ずつセットする…

というふうに、とてつもない手間がかかっています

もちろん宝石はそれ自体が希少で美しいものですが

その評価額よりも圧倒的に高額な

経費をかけて売りに出されるものでもあるのです

そして、中古品を扱うときの大原則は

「品物そのものにだけ金額を付ける」

ということ

ブランドのジュエリーが買うときには高いのに

売るときには素材だけの価格になっちゃうのと一緒ですよね…

この原則通り、中古売却をするときには

宝石が店頭に並ぶ前の経費はほぼ無視して

価格がつけられるので

「宝石は買った時の金額と比べて買い叩かれやすい」

なんて言われてしまうんです

資産価値のある宝石

では、本当の意味で「資産価値がある」宝石は

いったいどういったものになるのでしょうか

高額で売りやすい宝石ランキング

堂々の第一位は

ダイヤモンドです

ダイヤモンドはその知名度・人気

それから評価の基準が世界共通なことから

中古でもぶっちぎりで金額が付きやすい宝石です

宝石と言えば、まずダイヤの名前が出てきますが

やっぱりそのイメージは伊達ではないんです

ですが、問題はダイヤモンド以外の宝石

「金額がつく」という条件で言えば

ルビーやサファイア、エメラルドなどの

いわゆる三大貴石も挙げられるのですが

ダイヤモンドのような「資産価値」があるかというと

そうではない場合が多いようです

よほど大きく、質がよく、鑑別書もついているものでない限り

数千、数万円の価格は付きづらくなっています

色石の買取についてはこちらの記事もチェック

『☆宝石知識編☆ 色石の買取が難しいのはなぜ？』みなさまこんにちは(*^-^*) 「ダイヤモンド買取大歓迎」の看板を掲げているお店でもダイヤモンド以外…ルビーやエメラルド、真珠などのいわゆる色石の買取を受け…

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高く売れる宝石

宝石の価値を決める条件は、ずばり

希少であること

サイズが大きいこと

質がいいこと

人気があること

の4つ

ダイヤモンドは宝石の中でも

飛びぬけた価値を持っているので

多少傷があったりサイズが心もとなくても

0円になることはありませんが

ダイヤモンド以外の宝石…

いわゆる『色石』は

この4つの条件のどれが欠けていても

金額は出なくなってしまいます

色石の売却をご検討中の方は

お持ちの石がこの4つの条件に当てはまるかどうか

確認してから持ち込みをしてみてはいかがでしょうか

高く売れる宝石【番外編】

高く売れる宝石は、前項4つの条件を満たしたもの…

それが大前提ではあるのですが

実は条件を満たしてなくても

場合によっては高額査定となることがあるんです

まずは

貴金属ジュエリーに加工されているとき

私たちが宝石を手元に置くとき

宝石そのもの(ルース)だけを持つことって

なかなかないですよね

ほとんどの方はリングやネックレスなどの

貴金属ジュエリーに加工して

楽しんでいらっしゃるはずです

そしてそんな貴金属は、ｇ単位数千円の価格が付く

高額取引が可能な商材

そのため、単品では金額のつかない宝石も

台の貴金属の価格込みで

高く買ってもらえるようになるのです

次に

ブランドジュエリーに加工されているとき

人気のあるブランドの製品は

「そのブランドから発売されている」というだけで

一定の価値が生まれます

なので、そのままでは価値が低めな色石でも

ブランドの名前でハクがつけば

買取価格が上がるんですよ

最後に

優れたデザインが施されているとき

仮にノーブランドのジュエリーだったとしても

繊細で人気の出そうなデザインであれば

色石でも高い価値が出ます

素材としての価値だけではなく

品物そのものの魅力も評価されるからです

みなさまがお持ちのジュエリーは

どれかの条件を満たしていましたか

宝石の価値

宝石の価値は

希少であること

サイズが大きいこと

質がいいこと

人気があること

の4つの条件によって決まりますが

ここで決まる「価値」とは、あくまで

『どれくらい高額で売却が可能か』

という「資産価値」のことです

「赤い色が好きだからルビーが欲しい」

「5月生まれだからエメラルドが欲しい」

といった好みに価値観を見出すのも

けして間違った考えではないのです

高く売却することを考えて宝石を買うならば

換金しやすいダイヤモンド一択ですが

自分で最後まで使い倒すつもりなら

どの宝石でも大きく価値は変わりません

自分のピンときた石をお迎えするのがおすすめです

最後に

本日は宝石の価値についてお話ししました

いかがでしたでしょうか

どうせ買うなら価値の高い宝石を

なんて思ってしまいがちですが

宝石の場合

ただ珍しいだけ、ただ美しいだけでは

高価値になりづらい難しさがあります

手元で楽しむときはもちろん

手放すときにも後悔しないよう

宝石の価値も視野に入れて

お買い物をするようにして下さいね

それではまた

☆宝石知識編☆ 何で決まる？ 宝石の価値

☆宝石知識編☆ 何で決まる？宝石の価値