今日はうちの牧場で起こった出来事についてです。
夏の期間、うちの搾乳牛達は放牧しながら飼っていて
搾乳する時だけ牛舎に戻って来てもらうのですが、
搾乳の時間になったので、
いつものように牛達を放牧地に迎えに行くと・・・
その日は
なんと
小さい牛が1頭居るではないか!
そうです、子牛が放牧地で産まれてました
子牛も元気いっぱいでまずは一安心。
よかった。
でも、このまま子牛を外においておく訳にはいかないので、
子牛を牛舎へと誘導し、連れて行きます。
酪農家である僕も、もちろん子牛を誘導していくのですが、
お母さん牛も、
「坊や、あなたのおうち(牛舎)はこっちよ」と
優しく寄り添って連れて行ってくれます。
はっきり言って、
僕よりも母さん牛にしっかり付いて行きます。
生まれたてでもやっぱり牛だもん、牛に付いて行く方が安心よね
なので僕は、後ろからほぼ見守るだけ(笑)
「ママ~知らない人が後ろから付いてくるよ」
(僕がこれからキミの育ての親になるんだぞ)
と、こうやって無事に子牛は牛舎に入ったのですが、
今日のブログ記事のタイトルにあるように、
ここまでにある「大きな問題」が発生しています。
それは、どんな問題かわかりますか?
と言っても、
今日の、このブログ記事の情報だけではわからないと思います(笑)
どんな問題かと言いますと、、、、
それは・・・
このお母さん牛、
なんと
この子牛の「お母さんじゃない」のです笑
本当の「お母さん牛」は、なんらかの理由で別の所に居て、
代わりに、この牛が子牛の面倒を見ていたのです。
僕はこの後、
「本当のお母さん牛」を探しに、放牧地を走り回る事になったのですが(笑)
そして、本当のお母さん牛も、放牧地の別の所に元気に居て
よかったよかったというお話なのです。
産みの親とは違う牛が、子牛の世話をしていたのは、母性本能とでもいうのでしょうか。
小さい子供(子牛)が可愛いというのは、人も牛もきっと共通なのでしょう。
なんで本当のお母さんが子牛の近くにいなかったのか?などは
また日を改めまして、ブログに書こうと思います。
こんな感じに酪農家の日々の出来事と
このブログに綴っていこうと思いますので
宜しくお願いします。