ネットで手軽に好きな曲が聴ける今の時代、
せっかく所有しているのだから、あえてCDやLPを手間かけて再生してみよう、と実践しているところです。
特にレコードについては、
「おそらく最後の再生になるLPも多いんだろうな」
という思いもありつつ・・・(まあ、実際そんな感傷的な思いは無いのですが)
で、本題。
LPとCDの大きな違いは何?
・A面B面という分けがあるかないか、
がまず挙げられます。
僕が大好きなアルバム、HR/HMの一つの頂点だと思ってるアルバム、
「虹を翔る覇者/レインボー」
同意される方も多いと思いますが、B面の2曲こそがこのアルバムを名盤としているのだと思っています。
後追い世代ではありますが、中学生当時、正直B面ばかり聴いていました。
LPではA面B面があることで、最初の曲と最後の曲が2曲ずつあるんです。
そう、「スターゲイザー」は最初の曲なんですよね。
でもCDでは違う。
「スターゲイザー」は6曲中の5曲目、アルバム全体の中間の曲なんです。
長年、LPやダビングしたカセットで聴いてきた世代には「ドゥ・ユー・クローズ・ユア・アイズ」と「スターゲイザー」には小休止が入るんです。
LPの時代に作られたものとCDの時代に作られたものは、曲の配置も当然考え方が違ってくると思います。
もしかしたらCDの時代だったらこの曲順じゃなかったかもしれないなあ、なんて最近LPを聴くことで感じたりしています。
僕の中ではこの曲はリッチー、ロニー、コージー、それぞれにとっての最高傑作だと思っています。



