連日の猛暑。楽しい夏のイベントも目白押しですが、気になるのは猛暑による「熱中症」。

最近体がだるい、食欲がない・・・それは熱中症の前兆かも?でも、そもそも「熱中症」ってなんだろう?。

 

今回は「熱中症」とその効果的な予防法についてまとめてみました。

 

Ιそもそも熱中症とは?

熱中症とは、高温多湿の場所に長時間いたり、激しい運動をすることで体温の調整がうまくできなくなる状態のことを言います。

体温の調整がうまくできなくなると、体温の上昇によりめまいやけいれん、頭痛などの症状を引き起こします。

 

●熱中症の主な症状

1)軽度  めまい、たちくらみ、筋肉痛(筋肉の硬直)、大量の発汗

2)中度  頭痛、吐き気、身体がだるい(倦怠感)、虚脱感

3)重度  意識がない、高い体温、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐ歩けない

 

特に夏場においては、室内で何もしていなくても発生することがあり、死に至るケースもあります。

自分だけは大丈夫と思わず、適切な対策をして熱中症を予防しましょう!

 

Ι高齢者が半数!こんな人は熱中症に注意!

総務省消防庁の発表では、熱中症による救急搬送人員数の内訳をみると、65歳以上の高齢者が約半数を占めています。

 

●年齢区分別の救急搬送人員数(平成30年5月~9月)

第一位) 高齢者 45,781人(48.1%)

第二位) 成人  35,189人(37.0%)

第三位) 少年  13,192人(13.9%)

 

高齢者は暑さやのどの渇きに対する感覚が弱くなるため、特に注意が必要です。

エアコンを適切に利用したり、のどが渇いていなくてもこまめな水分補給をすることが重要です。

 

その他にも、肥満の方や持病がある方も熱中症に気をつける必要があります。

 

Ι熱中症予防のポイントは?

熱中症は条件次第で誰にでも起こりうる病気です。しかし、正しい予防法を知り、普段から気をつけることで防ぐことができます。日常生活において、ポイントをおさえて行動しましょう。

 

●熱中症予防のポイント

1)のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をしましょう。また、塩分を適切に摂取しましょう。

2)扇風機やエアコンで室温を調整しましょう。温度や湿度を気にする習慣をつけましょう。

3)外出時は日傘や帽子で直射日光を避け、衣服を工夫しましょう。

4)体調が悪い人がいないか、お互いに気を配りましょう。

5)暑さに身体を慣らす「暑熱順化(しょねつじゅんか)」を促しましょう。

 

特に、急に気温が高くなった日や屋外での活動の初日などは、身体が暑さに慣れていないため特に注意が必要です。

次の項では、暑さを身体に慣れさせる「暑熱順化」について詳しく解説していきます。

 

Ι熱中症予防の鍵は「暑熱順化」!そのやり方は?

私たちの身体には、季節の変化に適応する能力が備わっています。暑い季節に慣れることを「暑熱順化(しょねつじゅんか)」と呼びます。

「暑熱順化」が成立すると、低い体温でも発汗ができるようになるため、体温が上がりにくくなり、熱中症の予防につながります。

 

身体の「暑熱順化」を促すには、お風呂の活用が効果的です。

お風呂の入り方を少し工夫するだけで「暑熱順化」が促されるため、毎日の入浴の際、以下のポイントを意識してみましょう。

 

●暑熱順化を促すお風呂の入り方

1)お湯の温度は約40℃

2)入浴は10分~20分程お湯につかり、しっかりと汗をかきましょう。

3)夏が到来する前の5~6月頃から開始して、2週間以上続けるとよいでしょう。

 

毎日の入浴が暑熱順化を助けます。「しっかりと汗をかく」ことを意識した入浴が重要です。まずは2週間継続してみましょう。

 

Ι毎日のお風呂で熱中症を予防しよう!

熱中症は放っておくと死に直結する病気ですが、適切な予防法を知っていれば防ぐことができます。

その予防法として、毎日の入浴が効果的であることがわかりました。ぜひ、お風呂を活用してこの夏を元気に過ごしてください!

 

なお、熱中症を疑ったときは、現場で応急処置をおこない、意識がないなど重症の場合は、直ちに救急車を呼んで医療機関に搬送しましょう。

 

 

(浅野優也)