みなさんおはようございます。中浦和(さいたま市南区鹿手袋)の歯医者 いちかわ歯科の院長の市川です。


連休中いかがお過ごしでしょうか。それにしても暑い日が続きますね。梅雨明けしているのかなと思ったら、朝からのすごい雨と雷に驚いています。


さて、先週の水曜日に、私たちのCHP埼玉という団体で企画をして浦和歯科医師会で講習会を行いました。
講師は古仙芳樹先生、私たちとは、数年前の講習会でお世話になって、それ以来のお付き合いを頂いております。
 

 
今回のテーマは、ずばり『食育』・『MFT(筋機能療法)』・『プレゼンについて』
食育について、いろいろとお話しを聞いていますが、古仙先生のお話にはいつも筋が通った感じがします。


今更ながら、日本人の主食は何でしょう?
『米』ですよね。市川も、微妙な糖質制限をしたりしています(笑)が、
本来お米大好き人間です。


食の欧米化や、国策で、パン(小麦)食が入ってきました。
特にパンはそのものにもお砂糖や油脂が入っていることに加えて、
パサパサしているので、どうしても食べるときに砂糖や脂
(ジャムやバター)などを加えないと食べにくいです。


まずは、砂糖と脂は、むし歯や肥満の原因となります。
そして、この砂糖と脂がなんと『軟食の正体』なのだそうです。


今のお子さん達もそうですが、お食事の時に噛む回数が少なくなって、
顎の発達が悪くなって、歯並び、かみ合わせに問題を起こすことが多いです。
また、舌やお口の周りの筋肉がしっかりと働かないことによっての問題
(口呼吸や、舌の癖、前歯や奥歯が噛まない開咬)なども生じています。


よく、グルメ番組で、食べた瞬間に『美味い!』って反応がある食べ物って、
やはりこの脂と糖がからんでいるからみたいです。諸説ありますが、甘みは
舌の先で感じるということですし、また噛まなくても美味しく感じてしまい、
しかも軟らかいので、噛まないで飲み込んでしまうようです。


思い起こせば、小学校時代の私の時代の給食も6年間で米食は試験的に
出て来た1回のみで、揚げパンにときめいていたのを覚えています(笑)
以前のブログでも取り上げましたが、現代も給食については、いろいろと
考えさせられます。


古仙先生のお師匠さんでもある、管理栄養士の幕内秀夫先生の本で、
『変な給食』と言うのがあり、とても面白いですよ。


実家が歯医者でありながら、自分も朝から菓子パン(〇崎パンの、
アップルパイが好物)で育ってしまいましたが、今更ながら、日本人の
基本は『ごはん』です。


家内は東北の出身と言うこともあり、朝ごはんをしっかりと作ってくれます。
とても有り難いです。



また、食事中の水分は、基本的にお味噌汁やスープなどにして、流し込みを

しないで、よく噛んで唾液をしっかりと出して食べ物をまとめて飲み込むように

しましょう。



食べるときの姿勢も大事です。『地に足が付いていますか?』

『猫背になっていませんか?』『クチャクチャ食べていませんか?』

もし思い当たることがあれば、まずは、足の裏を床もしくは台などにつけて

背筋を伸ばして食べるようにしてみてください。正座でもよいですよ(^^)



足の話やMFTの話になるとブログが終わりそうもないので、

また別の機会にご紹介しますね。


第3部の『プレゼン』では、実際に相手に伝えたいテーマについて、

どのような組み立ててで話をしていくと、より伝わりやすいかということを

職種ごとに分かれて実習をしました。


当院からも、管理栄養士の蓬澤さんと、歯科衛生士の小山さんが

代表して発表してくれました。ふたりとも堂々とした発表をしてくれて、

すごくよく伝わってきました。とても頼もしいです。


いちかわ歯科の総勢 11名で大所帯で参加させてもらいました。

医院に持ち帰って全スタッフで共有して、皆さんにお伝えできるように

して行きたいと思います。

ご期待してください。
 

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あ、うっかりあくびしているところを、友人の渡辺カメラマン(歯科医師)に
抑えられてしまいました。いかんいかん。(笑)