ずっと思っていたことがあるんです。




それは




日本とフランスのベビー服が違い過ぎて




一緒に混ぜて着まわすのが難しい気がする!




ということ。








出産前から、フランスのママとパパがせっせと買ってくれたベビー服の数々。

とっても可愛くて、お洗濯しながら




「こんなにちっちゃい服なんだ~ 可愛いなぁ~Wハート




と心を弾ませたものです。





日本でも、出産前に慌てて「出産準備品リスト」なるものを見ながら




必要最低限の肌着や服を買いましたが




その時は「フランスと日本の服」について




「やっぱ違うな~。フランスのは可愛いな~」




くらいにしか思っていなかった私。




…産むまでは。







ところが




今回初めての出産で、子供の抱きかたすらおぼつかない私が




まずべべの小さな手を袖に通したり、脱がしたりすることさえおぼつかないのにも関わらず





フランスの服はどれもピッタリフィットしており、その上頭からかぶるタイプや、背中にボタンがついているタイプのものばかり!!




服を着せるのに、もたもたしているもんだから




べべ、ぎゃん泣きあせる




母や姉が




「えぇっ!まだ首も座ってないのに頭からかぶせるの?」

「後ろで留めるの?!大丈夫?」だとか

「後ろにボタンがあったら背中が痛くて可哀そうだよ」だとか

「その生地じゃ寒いよ」等と口ぐちに言うもんだから




不安になりつつも




「折角もらったから」




とポツリ言うと、




「べべが可愛そうだから、無理して袖を通すことはない」




となり…ま、ごもっともなんですが。




私も初めての赤ちゃんで、扱いが慣れてなかったのもあり…

しばらくはニッポンの肌着と服を着せることに。





もうすぐ生後3か月になる今、やっと後ろで留めるタイプのものも

おっかなびっくりではあるけれどべべも泣かずにママも慌てずに少しずつチャレンジできるようになってきたけれど…




それにしても、これはまだ可愛そうかな…というのもあり。




服を選んで着せています。





と、何でこんなに一人で、ニッポンとフランスの間でウロウロしているんだ?

なんて思って、よくよく考えてみたら、色んなことが発見できてちょっと面白かったので、まとめてみました。




名づけて




新春・日仏ベビー服あれこれ研究会!…発足。





先ず、新生児・肌着




フランスのベビー肌着(プチバトー)
Mimiの「日仏・国際ファミリー劇場」-フランスのベビー肌着


日本のベビー肌着(着物タイプではない方)
Mimiの「日仏・国際ファミリー劇場」-日本のベビー肌着


…この違い、みなさんお気づきになりましたか?





これは





ボタン!





フランスのそれは、よくあるポッチ。金具でできていて、肌にあたると痛いです。





でも、日本のは、肌に触れても痛くないようにツルンとしており、素材もプラスチックでできているんだとか。

こういう、心地よさを重視するのが日本なんだなぁ、と改めて感じました。

他にも、肌着など直接肌に触れるものは、布の合わせ目や商品の取り扱いが書いてあるタグなど全て肌に触れないように表側になっており、一見表裏逆に来ちゃった?と思いがちだけど、実は肌触りを重視した日本の「心遣い」なんだということがわかりました。




服に関しては、夫からみると日本の新生児服は全て「パジャマ」




「このパジャマ、どこにしまう?」




ていうか、そんなにパジャマ持ってないしw。

あ、でも、新生児ってほとんど寝てるから、ある意味パジャマで合ってるのか~。なんて思ったりもしましたが。

日本のデザインは、あくまでボタンは前で留めるもの。

足元までボタンがズラリと並んで、脱がせたり着せたりが簡単!



それに比べてフランスのは、かぶりものや後ろでボタンを留めるタイプのものが主流。

とっても可愛いけれど、母や姉からしてみると



「それじゃ背中が痛そう」

とか

「まだ首が座ってないのにどうやって着せるの?」

となるわけです。




フランスは日本のような細やかさにかけているような気がするけれど、やっぱり可愛いデザインのものが多いから、なんだかもったいないw




しかも、これまたフランスと日本のデザインが違い過ぎて

一緒に着まわすのが大変だったりあせる

最近になって、今更ながら「まわりの赤ちゃんって、どういうの着てるんだろう?」

と、気になり始めました。



皆さんは、どうやって着こなしてますか?

そして、どうやって着せていますか?