20年ぶりの京都。
新幹線を降りてみると――
結構駅が大きくてびっくり!伊勢丹も入ってて、店などもこちらと何ら変わりはない。
むしろ新宿より好きかも?!ちょっと興奮気味にキョロキョロする私をよそに、夫は私の手を引き第一の目的地へと歩き出した。目指すはビッ○カメラ!※前項参照
ビッ○カメラのお兄さんも親切に対応してくれ、一件落着♪
これで古都の風景を美しい写真に収められるっ![]()
…ところで…
日本人の私(←20年振り)より、フランス人の夫(←4年振り)の方が京都に詳しいって…ちょっとおかしくね?
一日乗車券の購入から、何から何まで夫にお任せの私
あ~何も考えないって楽だわ~
「Je suis un plan vivant!!(僕は歩く地図だから)」※ここではあえて“歩く”と訳してます。
そう、女は地図が読めないというけれど、それはつまり私のことで、夫は頭の中に地図があり、一度通ったところは大体覚えているのです。(なんか忠犬みたい~)
こうして清水寺などお散歩して、美味しい京だしの聞いたおうどんと親子どんぶり食べて…
夜は2人で「リヨンの郷土料理なんて、あるかな?」とためしにネットで検索したらヒットしちゃったものだから、
京都にいるのにあえてフランス料理を食べに行きました。
「明日はmon amour(←私)の誕生日だしねっ」
と、ワインもボトルで頼み、夫も大好物の料理に舌鼓を打ち、大満足♪
「うわっ。もう頭がクルクルしてきた~」
としばらくしてから言い出した夫に、
「もうあんま飲まない方がいいよー」
と言ったものの、
「ダァーイジョウブゥ!」
と笑顔で言い切った夫。
ついでに懐かしのパスティスも頼んじゃったよ、オイオイ。
――ホテル帰宅後…
「Umm... J'ai mal au coeur...(なんか気持ち悪い)」
…
ピーー(放送中止)
…
そして看病にあたっている最中に、夜中の12時をまわり、私は一つ、年を重ねたのでした。
誕生日だから、ロマンチックに過ごしたいと張り切っていた夫は、「ゴメンネ?」
といいながら、「Et puis...Joyeux anniversaire, mon amour!!!(それから…お誕生日おめでとう!)」
…健気な夫を怒る気にもなれず…
水を飲ませ、また2人、床に就いたのでした。
思い出に残る、誕生日前夜…