昨日は、入国管理局で夫の“在留資格更新手続き”をしてきました。
今回が初の更新
結婚して最初に在留資格を申請した時は、こんなの毎回すんのか!?ってくらい、大掛かりだった。
偽装結婚ではないことを証明するための、付き合い始めた経緯(なれそめ)
だとか、証拠のラブレターだとか、2人で映ってる写真だとか、そういうのも提出したっけ…。
あれってあれって、絶対入国管理局の人たちで、
「(爆)!!見て見て!!!○○だって!!」
なんて、人のプライベートな写真や手紙を話のネタにしてると思う!!(←勝手に妄想中)
ま、しょうがないんだけど。
今回はそれに比べたら実にシンプル♪
戸籍謄本だとか、役所で用意してもらったものなどに必要書類が夫用に3枚、私用に1枚だけ♪
嬉しいわ~
「Mimi~!!!」
「なぁーにぃーーー?」
「J'ai besoin de ton aide!!!(手伝って欲しいんだけど)」
夫が出発前に急いで書類を書いていた。
「“Correcteur”ある?」
「ナニソレ?」
「白の~…シュッ(←擬音)…ってやつ。」
「あぁぁ―――、修正テープ!!!」
「そぉーですっ!」
ほほー、なるほどね、"correct"(正しい)だもんね。
言われてみるとわかるわ~![]()
今日も学んだ、フランス語。
日々、お互いに学んでいる私達夫婦。
まだまだ道のりは長いなー。
…
「無いよ!!」
「ナンデェ?!」
「この前終わっちゃったから!」
「えぇぇ―――――
」
「いいじゃん、こうして、ピッピッってすれば。」
夫が書き間違えた所に二本、線を引いた。
「でも…なんか汚いね。行く時コンビニで修正テープ買おう!…ねぇねぇ、手伝ってくれる?」
「いいよ。」
「モヤダヨコレ!!!Conard!!(バカ!!)
」
やなら英語で書きゃいいのに、一生懸命漢字を使って書類を書こうとする夫…。
書き順はメチャクチャだけど、見よう見まねで何とか書いている。
字画が多い漢字は、ちょっと書ききれずに飛びぬけて大きくなっちゃったりしてるけど…
ま、いっか。
…
「ハッ!『滞在理由』?! C'est Mimi(Mimiでしょ)!!」
結婚以外の理由の人がいるから聞かれているんだろうけど、
配偶者のビザ更新なのに、当たり前のことをいちいち書くのが嫌らしい。
「フン!滞在希望期間!? 何てこと聞いてくるんだっ!? C'est éternel!!(永遠に)!! Forever!!!」
「(笑)!じゃ、そうやって書けば?(←人ごと)」
「えっ、でもなんて書けばいいのかな、日本語で。」
「“ずっと”とか?」←アホ
「ずっと…っと。」
かきかき。
げっ。本当に書いてるし!!![]()
公的書類でそりゃないでしょう!!!
…でもまぁいっか!(←適当)
「はぁ―――。後は…家族の名前ね」
さらさらさらっ。
それまでのろのろと書いていたのに、いきなりスピードに乗って書き出した。
よく見ると、あたしの名前をローマ字で書いてるじゃあーりませんか!
「???!!! ねぇ、なんでココまで一生懸命漢字で書いてきたのに、私の名前だけローマ字になるの??!」
「だってぇ、大変なんだもん!もー疲れたよー!」
後は名前書くだけなのに、よりによって私の名前だけローマ字だなんて…(最後まで気を抜くなーっ!)
“ずっと”
こそ、英語で書きゃ良かったのにさ。
――
さて。
所変わりまして、ここは入国管理局。
大雨の影響か、いつもより人が少ないみたい。
「○○さーーん。」
呼ばれていくと、淡々と仕事をこなす係りの人が応じてくれ…私は夫の代わりにパッパと話し、サッサと申請した。(だって今日はこれからHarry Potter観に行くんだもーん!早くしなくちゃ!)
「…ねぇ、あのムッシュ(窓口の人)あんまり親切そうじゃなかった。」
入国管理局を出た後に、夫がつぶやいた。
「いや、親切なんだけど、表情が親切じゃなかった。怒ってた?! 何でかな~(僕何かした?)」
どうも雰囲気を感じ取ったらしい。
言語が違うと、違うところで敏感になるようだ。
「きっと疲れてたんだよ、今日も仕事かーっって!」
「そうか!まぁ、そりゃそうだよね~!」
今度はハガキがうちに届くから、それを持ってまた入国管理局に行かないといけない。
それまで約2週間…。
今度はもっと長いビザがもらえますように…!!!