書きかけだった2年前のフランス・ワーホリブログに、また手を加えている今日この頃。
今までは、"これ書いちゃったら、誰か判っちゃうんじゃないか"なんて思ったりして、ここぞという面白い記事が書けずにいた。 だけど、そろそろもういいかなって思い始めた。
何より、私が忘れたくない大切な、宝物のような1年だったから。
書き途中の記事より前の話はまだ手をつけてないけど、今はとりあえず, そのまま順番どおりに書いているところ。それでこれから書こうとしているのが、ローマ旅行の記事。
この旅行は、私の人生を大きく変えるものだったと思う。
旅の間、私の横にいたのは、これからも、変わらず私の横にいるであろう、夫だったからだ。
あの頃は、そんなことまで考えていなかったけれど。
これがなかったら、もしかしたら、今の私たちはなかったかもしれない。
もしくは、もっと遠回りしてたかもしれない。
「ねぇねぇ、あの時、私が旅行誘わなかったら、一緒になってなかったかなぁ?」
「どうかな?でも、遅かれ早かれ、僕はMimiに気持ちを伝えてたと思うよ。でも、MimiがOKしたかどうかはわからないけれど」
なんて話をしながら、その時のことをよく覚えている彼に、私が色々と聞き始めた。
彼の話を聞きながら、「そんなこともあったねぇ」と、懐かしく思い、
嬉しそうに過去を振り返る、画面越しに夫を見ながら、なんだか愛しく思えてきた。
そして、真剣に、悩んだり、怒ったり、笑ったりしていた過去の私たちに、
「ありがとう」って、言いたくなった。
「お話してくれてありがとう。また、いつか聞かせてね。私が忘れないように」
「Mimiがそうして欲しい時に、いつでも」
「うん、だから忘れないでね。」
「うん、Mimiもね。」
いつか、年をとった時に、また、2人で思い出して
語りあいたいな。