東日本大震災後、多くの方が関心を持った地震保険について、Q&A形式の記事を見つけました。


改めて読んでみると、「そうなってるんだぁ」と知らなかったことが多いです。



Q1 地震保険は何を保証してくれるのか?

地震保険は、地震・噴火・津波による損害を補償します。

※地震による火災は火災保険では補償されません。




Q2 どの地域に住んでいてもいますぐ契約できるのか?

どの地域にお住まいの方でも、いますぐ契約できます。ただし火災保険とセットで契約してください。いま火災保険だけを契約中の方でも、地震保険の契約を追加でセットできます。

※警戒宣言発令後は、東海地震に係る地震防災対策強化地域内の建物・家財については新たに地震保険を契約することや増額することはできません。



Q3 地震保険は何にかける保険なのか?

お住まいの建物にかける保険です。また、住居と店舗等が一緒の併用住宅にもかけられます。さらに住居内にある家財にもかけられます。なお、建物と家財はそれぞれに契約することになります。



Q4 契約金額はどのように設定すればいいの?

契約金額は、火災保険の契約金額の30%~50%の範囲内で設定しますが、建物5000万円、家財は1000万円が限度額です。



Q5 住んでいる場所で保険料はかわるのか?

お住まいの地域(都道府県)によって、保険料は変わります。また建物の構造によっても異なり、建物の免震・耐震性能に応じた割引制度があります。



Q6 保険料控除はありますか?

払い込んだ地震保険料が、その年の契約者の所得から控除されます。控除対象額は、所得税では地震保険料の全額(最高5万円)、個人住民税では地震保険料の1/2(最高25千円)です。



Q7 被災したら、まず何をしたらいいのか?

被災したら、契約している損害保険会社にまず電話。調査員が建物や家財の損害を調査し、その結果に基づいて速やかに保険金が支払われます。



Q8 支払われる保険金は、どうやって決まるのか?

建物や家財の損害状況により全損、半損、一部損のいずれかとなります。全損は契約金額の100%、半損は50%、一部損は5%の保険金が支払われます。

※保険金が支払われない場合として、門、塀、垣のみの損害や一部損に至らない損害があります。



Q9 保険金で、もう一回家は建てられるのか?

地震保険は、被災者の当面の生活を助ける保険です。地震保険の保険金では家を再建できないこともあります。ですが、地震保険は地震への備えとなる保険であり、生活再建に大切な役目を果たします。



Q10 大規模な地震が起こっても、保険金の支払いは大丈夫なのか?

地震保険は、法律に基づき国と損害保険会社が共同で運営している保険です。一回の地震のための保険金総支払限度額は5.5兆円(20118月現在)。この金額は関東大震災クラスの地震が発生しても支払保険金の総額がこの額を超えることがないように定められているもので、適宜見直されています。





もし まだ入っていなく検討中であれば、一度詳しく聞いてみるといいかもしれません。保険会社は火災保険を加入している会社になります。