電気増幅が普及するまで、楽器は音が大きくなる方向に進化してきたわけですが、
時々、音量を減らす方向のヘンテコな楽器が出てきます。
ナショナルのレゾネーターギター 1133はスチューデントモデルで
たしか、メールオーダーで売ってたギターで、ショートスケールで
ソリッドボディーのエレキギター位の薄っぺらいギターでした。
スチューデントギターと言う事で安く売るために、
普通のギターと差をつくらなきゃあいけない訳ですが、
ボディーも薄く、ネックもショートスケールにしたのは
当時の輸送費用とかの関係があるのではないかと思ったりして…
ナショナルのビスケットコーンからボディー(共鳴体)を取ったというか、
金属で作ったオープンバックバンジョーの様な?
面白いギターになってます。
ソリッドボディーのエレキギターみたいな厚さですが、
普通のギター位の音量があった気がします。
21世紀になって、NationalのResolectric とか似たようなテイストのギターが出てますよね。