Faux-bro Guitar なんかは、話半分で知っていてもあまり興味のわかないギターでした。

↓の話で知ったのですが、

 

1934-1935にしか作られなかったという、KayのWood Amplifying Guitar
と言うのがあったみたいです。
 
普通のレゾネータギターのメタルのコーンに相当する部分が木で、
その下に共鳴用のキャビティーがあって、一旦 穴を通してから
Bodyの中で折り返して音を前に出す構造になっています。
(穴はスピーカーで言うとバックロードホーンのノドにあたる機能を持っているのだと
思います。(キャビティー内の圧力を高めたかったのか、容積を減らしたかったのか
のどっちかだと思います。)
今だとAmplifyingと言うと電気増幅が当たり前ですが、Resonator Guitarは
当時コーンで音をAmplifyingするギターとして宣伝をしていて、
これもそれに準じた(対抗した?)のだと思います。
 
1928年にNationalのTri-Conesが既に発売されていて、
Faux-broの様なパチモンを作ろうと思ったわけではなく、
特許を回避してレゾネータギターを作ってみたのだと思います。
(で、当たらなかったから、幻になったのだと思います。)
で、音を鳴らしている映像を見つけたので

 

 

同じ木でできている音の比較用に聞いてみたところが、Faux-Broの記事です。

 

なんか、私の駄耳では、区別がつかないと思いました。

音量とかは違うのかもしれませんが、電気増幅が必須な現代ではあんまり

違いが分からないかも(^◇^;)

 

で、こっちがFaux-Bro。Faux Resonator Guitarです。