「こころ朗らなれ、誰もみな」ヘミングウェイ、「安部公房・荒野の人」宮西忠正他 | I have a thing about ・・・・

「こころ朗らなれ、誰もみな」ヘミングウェイ、「安部公房・荒野の人」宮西忠正他

 先日、新年会の折に、「大いなる眠り」レイモンド・チャンドラー 村上春樹訳 を買い求めたのだけど、読みかけて急に他の短編が読みたくなって本屋に寄ってきた。

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大いなる眠り/早川書房

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村上春樹の長編を読まなくなって久しい。でも、チャンドラーだけは別だ。いまや、死に体で名ばかりのハートボイルドは村上の翻訳の前では道を開けなければならない。
彼の稀に見る簡潔で端正な文体と良くあっていると思う。

チャンドラーを彼以外誰の翻訳で読みたいだろうかと考えた。海老沢泰久か黒丸尚だろうか・・・二人ともとおに死んでしまった。あまりにもはや過ぎた。

 で買ったのがこんな本だけど、実はバックやスタインベックは当然のように何冊も持っているけれど探せないので買い足したという感じだ。ヘミングウェイに関しては高見浩訳を買いに行ったのだが、柴田元幸訳を買った。あえて柴田訳を買うというのも余程好き者でないと買わないだろうね。でも、ヘミングウェイやトウェインならば仕方がない。(-_-;)

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こころ朗らなれ、誰もみな(柴田元幸翻訳叢書|アーネスト・ヘミングウェイ)/スイッチパブリッシング

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 後書きはこんな感じだ。特に何かを期待しているわけではない・・・ふ~んという感じだ。

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 安部公房の伝記本もやっと出たという感じか。以前に公房については語り尽くしたつもりだったが、Nifty のサイトの事故によりなくなってしまった。もう書く元気はない。カフカ、公房、マルケスは、極限を極めた作家だと思っている。彼らの先にもはや道はなかった。そして、後にも道はなかった。そういう人たちだと思う。また、書きたくなることがあるかもしれないが、当分ないだろう。でも、ぼくにとっては決定的に重要な作家だ。

 もはや、公房を読む奴はいるのか?って感じだけど井上光晴や高橋和巳よりは読まれるんだろうね。
 ・・・文学とは今を生きるぼくたちにとってなんなんだろう?

安部公房・荒野の人 (Seishido brochure)/菁柿堂

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