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17Mar
- 旅のエピソード 2
  ここでは今回の旅行で驚いたことなどを残しておきたいと思います。観光地などでトイレに行くことがあったんですが、その時マダムがマルタ滞在歴２５年のガイドさんに聞いてたこと。マダム「女子トイレなのに、いつも便座が上がってるのはなぜかしら？」確かにそうでした。私は、掃除でもした後だからかな？と思いながら便座を戻してました。するとガイドさん、「こっちの人は座らないで中腰で済ませてるんですよ」マルタの人は、便座に座るのは衛生的ではないと考えてるみたいなんです。そこで思い出したのがイタリアのトイレ。確かそこでも便座が上がってたような…ヨーロッパの人って、公共のトイレでは中腰なんでしょうか？ってかそんなに皆さん潔癖なんでしょうか？（確かにイタリアのトイレは夢に出そうなくらいすごかったので、中腰にするのわかりますが。）あと、今回の旅行で驚いたというか不思議だったことは、やっぱりマスクについて。羽田空港ではほとんどの人が着用してて、飛行機（ターキッシュエアラインズ）に乗ると今度はほとんどの人が外してました。乗り換え地であるイスタンブールの空港でも、ほぼ皆ノーマスク。マルタでも見る限りはノーマスク。そして、そんな中でも頑なにマスクしてるのは日本人くらいという不思議な現象でした。私はずっとノーマスクでいたら、添乗員さんからバスの中ではマスクを着用するようにと言われました。皆黙っておとなしく座ってるバスの中ではマスク必要なのに、皆ノーマスクで飛沫飛ばしながらおしゃべりしてる食事中は平気なんですね。ここら辺の矛盾に私はついていけないのです。で、帰国時も羽田に着くなり再び皆マスク。日本はマスク大国だと改めて思いました。日本ではまだ使えないところもあるハンドドライヤーも、マルタでは普通に使えたし、どこへ行ってもコロナ前となんら変わらない感じでした。斬新な洗面所@マルタ空港一方、日本へ帰ると羽田空港では、中国人らしき係員たちが（←日本語が中国人なまりだった）大人数でワクチン接種記録またはPCR検査結果を登録したアプリを提示してくれと騒いでて、多分この時点で大体の人は引くと思いました。日本のコロナ禍はまだまだ続きそうです。ところで、帰国時のことなんですが、ひょんなことからマルタ空港の高級ラウンジに入れちゃいました。詳しいことは事情があって書けないんですが、ここに入るまでラウンジの受付とマダムたちとでひと悶着あって…あの時、私は板挟みになってどうしよう状態でしたが、英語力ってやっぱり大事と思った出来事でもありました。搭乗前にこんなラウンジでゆっくりできるなんて贅沢ですよね。私もこんなラウンジを利用できるようになりたいと思ったのでした。ちなみに今回のツアー参加者14人のうち6人がビジネスクラス利用者でした。なるほどこんなラウンジも使えるわけです。そして世界各国を旅してきた方たちだったので、いろんな話も聞けたし影響も受けました。マルタに到着して初めての食事の時、テーブルを囲んだ方達との会話が、「次はどこに行きたいですか？」だったのには驚きました笑　まだ着いたばっかりなのにもう次の旅行？！って思いましたが、実際すでに次の旅行の予定が入ってる方達だったんです。羨ましい限り！私もどんどん旅をしたいと思いました。今回マルタ共和国を選んだのは、旅行会社のHPで見つけたマルタの写真に一目ぼれしたからなんですが、実際行ってみて本当に素敵な国でした。小さな島国にも関わらず、沢山の世界遺産や見どころがあって、何度も美しい景色に感動しました。「地中海に浮かぶ世界遺産の宝庫」と言われるだけあります。そして何よりマルタが歩んできた波乱万丈な歴史を知って心動かされました。また行きたいと思う国です🇲🇹***備忘録：美味しかったマルタのお菓子***マルタの代表的なチーズスナックCHEESYちょっと固めなチーズ風味のスナックで、くせになります。welbee'sというスーパーで買ったのを部屋でよく食べてました。マルタのスイーツで、イムアーレット（またはデーツパイ）デーツのペーストを四角いパイ生地に詰めて揚げたお菓子なんですが、冷たいアイスクリームとの相性抜群でした。マルタ版コーラとも言われるキニーという炭酸飲料ホテルのウエルカムドリンクでも出されていました。なんとなくドクターペッパーみたいで懐かしい感じもしました。マルタでもお水がソフトドリンクより高かったです。最後に、今回のお土産はこんな感じでした。ゴゾ島で買ったピアスはスワロフスキーみたいなのが周りについてとても綺麗だったけど、耳に入れる部分が太くて私の耳には合いませんでした😢
15Mar
- 旅のエピソード 1
  今回のマルタ旅行で泊まったホテル : ゴールデンチューリップビバルディ　旅の間はずっとこのホテルに泊まりました。お部屋も普通に快適でしたが、事件はすぐに起こりました。初日の夜、あれ？洗面所の排水栓が開かないお風呂の栓も閉まったまま。どこで開け閉めするのかもわからない。栓を引っ張ってもすぐ閉まっちゃうし、とりあえずお風呂はシャワーの管をつっかえ棒にしてそこから排水し、その日は洗面所は使わずお風呂場で歯磨きなど済ませました。翌朝、今度はトイレを流そうとしたら流れない気づくとチョロチョロずっと水が流れているけど、ボタンを押しても全然流れない。幸い小のみだったのでチョロチョロの水でも何とか大丈夫そうだけど、トイレが流れないのは一大事です。早速添乗員さんにトイレが流れないことと、洗面所とお風呂の排水栓のことも相談しました。すると添乗員さんが早速フロントスタッフの方に言ってくれて、私が観光中にトイレを修理してもらうことに。で、その時のスタッフの方の説明でわかったんですが、洗面所やお風呂の排水栓は強く押すと開くんですね。やってみたら簡単に開きました。✳︎✳︎✳︎教訓 : 引いてダメなら押してみろ✳︎✳︎✳︎部屋に帰ってきた頃には、トイレも直っていました。なぜ故障したのかはわからないんですが、流すとき恐らく大用と小用のボタンがあって、私は両方とも押しちゃったからかもしれない…その後はどちらか一方のみ押すようにしたら、大丈夫でした。トイレが流れなかったのはやはりショックだったので、帰国後すぐにこれをポチりました。折りたたみ洗面器。これに水をためて流せば最悪の事態は免れるはず。口径20㎝で高さ7.5㎝になります。何かを洗いたい時も水をためられるから便利ですね。今度からスーツケースに入れて持っていきます。ところで、これは私が泊まった部屋のベッドの左側に飾られていた絵ですが、何を描いたものでしょう？こちらが実物。ヴァレッタの国立考古学博物館に展示されていました。「眠れる女神」と呼ばれるマルタの女神です。約12㎝のベッドに眠る女性の姿は、死または永遠の眠りを表しているそう。マルタの女神はどれも豊満な体型なんですよね。豊穣や子孫繁栄の象徴と思われます。そしてこちらの絵も部屋にあったもの。実物はゴゾ島のジュガンティーヤ神殿を見に行った時、隣接されている博物館で見ました。この人物の髪型を見ると、まっすぐに切りそろえられたオカッパのような髪型です。大古の昔にも（五千年くらい前）髪をこのように切りそろえられる道具があったということなんですね。そしてそういう道具を作るには、非常に高い技術を要するそうなんです。巨石を積み上げたり、オカッパを作ったり、太古の人達の技術って現代人の想像をはるかに超えるものだったのかもしれませんね。（私は巨石神殿を作ったのは巨人だと思ってますが。）気づかないとただの絵だとスルーしちゃうと思いますが、マルタの歴史が垣間見れるホテルの部屋でした。ところで、なんでいつも壺とペアで描かれているんだろう？もしわかる方がいらっしゃったら、教えてください。では、長くなったので続きはその2へ。
10Mar
- 木更津アウトレット
  暖かくなってきたので、今日は春物を買いにいつもの木更津アウトレットへ🚗のんびり12時頃家を出て14時ちょっと過ぎに到着。平日は道もアウトレットも空いててお勧めです。まずは茶想もりた園さんで昼食アイスと抹茶のわらび餅　抹茶が濃厚でした👍やっぱり日本食が私には一番美味しい隣にジェラートやチョコなど売ってるこんな可愛いお店ができてました。どこも空いてて、ゆっくりお店を見ることができてホントに平日は快適です。そしてあっという間に夕方に。まるちゃん🐶の散歩の時用の帽子と、今日から50％オフになったという服を購入しました。休憩がてらまた森田園さんでお茶🍵ここはとても落ち着きます。今日は観覧車の色がずっと緑でした。春物はこれで十分かな。また夏になったら買いに来ます今日は天気も良く空気も清々しくて、すごくリフレッシュできたお買い物デーでした。
06Mar
- 5日目 : ハーバークルーズ
  最終日の5日目はハーバークルーズへ本来は2日目のヴァレッタ観光の後に入ってた予定でしたが、強風か何かで中止になり、最終日に変更になったんです。バスでスリーマのフェリー乗り場へ向かいます。フェリーに乗って、早速2階のデッキ席の先頭に座りました。　ハーバークルーズの始まりです🛥船内のアナウンスとガイドさんの説明で二重音声みたいになってましたが、結局綺麗な景色に集中しちゃって内容がほとんど入って来なかった…😅こういう景色大好きです。海から見ると改めて要塞の国なんだなと思います。第二次世界大戦の慰霊の鐘人と比較してみたらすごく大きな鐘でした。↓一番左の建物がたぶんアッパーバラッカガーデンヴァレッタ観光でここから見た景色に感動しました。↓ちなみにこれがアッパーバラッカガーデン内ところで、今マルタではいろいろ工事中なのでしょうか？重機をいくつも見ました。セングレアセングレアの監視塔　塔の壁には監視を表す耳と目が彫られています。途中、フェリーの停泊場で泊まった時の動画そしてこちらがヴィットリオーザの聖アンジェロの砦（のはず…）1565年のマルタ大包囲戦の際には司令塔として重要な役割を担った場所です。そして、高位の騎士を襲撃したカラヴァッジョが投獄されていたのもここの地下牢だそう。1時間半ほどのクルーズだったようですが、あっという間に感じました。風も日差しも強くて、日除けの帽子は吹き飛ばされてしまうのでサングラスが必須でした。ずっとデッキにいたせいか、同じツアーのマダムに「焼けた？」と聞かれたり、後日職場でもそう言われたのできっと日焼けしたんだと思います。一旦バスに戻った時、車窓から見た景色もなんだか絵のようでした。（加工も何もしてなくてこの雰囲気）この後夕方まで自由行動だったんですが、BUSY BEEというカフェで添乗員さんやガイドさん達とお茶させていただきました。私はモカ（2.8€）とカノール（3€）を注文。1ユーロ144円くらいだから、値段は日本とあまり変わらない感じだと思います。カノールはマルタの伝統的なお菓子だそう。生地はかためで中身はクリームかと思いましたが、調べたらリコッタチーズみたいです。たぶんチョコとかも入ってたかも。結構甘かったです。味も見た目もコロンの大きい版みたいだと思いました。このカフェで職場の人達へお土産を購入。とても好評でした！私も食べてみたけどすごく美味しかったです。それからザ・ポイントというショッピングモールへここで化粧品の試供販売をしていた店員さんから勧められた京都ジャパニーズベーカリーにも行きました。親切に画像も見せてくれました。（あと、1番ジャパニーズバーガーズマルタというハンバーガーショップも教えてくれました。）日本人の店員さんがいるかと思いきや、1人もいませんでした。抹茶ティー（4.2€）を注文。まさかマルタで抹茶が飲めるとは。ただ、味は抹茶なんですが、日本で飲むコクと渋みのある抹茶とは違って、ちょっと薄くて量も多かったです。やっぱり海外で日本の味を再現するのは難しいのかな。最後に見たマルタのランドマーク的存在のマウント・カーメル大聖堂（真ん中のドーム）と、その右隣のセントポール臨時主教座聖堂（←工事中みたいです。）スリーマという街の方からだと、こんなふうにこの二つの建物が良い感じに見れるんですね。この写真を撮った時、これがマルタの見納めかな…なんて思って寂しくなったのを覚えています。クルーズ後は天気が崩れ、雨降りで寒くなりました。そんな中、ホテル方面の公共バスの時間までZARAで時間潰しをしたことも今では良い思い出です。雨だったせいか混んでいたバスに揺られ、ホテルに戻ってから荷物を持って空港へ向かいました。これで今回のマルタの旅は終わりですが、あと少しだけ、泊まったホテルやいろいろあったエピソードなどについて綴っていきたいと思います。
01Mar
- ディングリクリフとワイナリー
  イムディーナの次に向かったのは、断崖絶壁のディングリクリフ。この教会の裏手に展望デッキがあります。ディングリクリフという名前は、16世紀この場所に住んでいたイギリス人騎士トーマス・ディングリからきているそう。展望デッキの下にはベンチも。こんなとこに座って海を眺めるなんて素敵ですね✨風がとても強かったですが、想像以上の絶景でした！そして空を近くに感じました。遠くにうっすら見える平べったい島はフィルフラ島。これです↓5㎞ほど沖合いにあるこの島は、かつてイギリス軍が敵艦に見立て爆撃訓練をした島だとか。そう言えば、青の洞門を見に行った時にも見えたし↓イムナイドラ神殿を見に行った時も見えました↓地中海にちょこんと浮かぶ姿が絵になり印象的で、あれは一体何だろうと気になってたんです。今は立ち入り禁止の無人島だそう。ディングリクリフはマルタの西側にあるので、夕日がとても綺麗に見えるそうです。恐らくこの辺りから見たらすごい夕日が見れたかも。バスに戻る時気づいたんですが、ゴルフボールみたいな軍のレーダーもありました。それから20分ほどバスにゆられ、イムディーナの郊外にあるメリディアーナ・ワイン・エステートという1987年創業のワイナリーへ。途中綺麗な薔薇が咲いていました。建物内を見学ワインのテイスティングもしてきました。またもやマルタで昨年山梨のワイナリーでの雪辱を果たすとは！笑試飲した順番私は1番目が一番飲みやすくて美味しく感じました。ちょっと喉が乾いてた&久しぶりのアルコールだったせいかもしれませんが😅4番目のは樽のオークの香りでしょうか、結構風味を強く感じました。ワインのラベルにあるFENICIとは、フェニキア人への賛美を込めて付けられた名前だそう。フェニキア人は紀元前800年頃、地中海貿易の拠点とするためマルタに定住。マルタ語の元になる言語を持ち込んだのも彼らでした。19haの敷地内に広がるぶどう畑。マルタでは温暖な気候のお陰で、高品質なぶどうが作れるそう。マルタワイン、美味しかったです。お土産に試飲した白ワインを買っているマダムもいました。この日の夜は、皆で最後の晩餐とのことでこじゃれたレストランへ。こんな雰囲気ある夜道を歩くのも楽しかったです。右に見える白い建物がレストランです。ミシュランの星ももらってるそう。ロケーションがとても素敵でした。窓からの景色も👍だけど料理は私にはこってり濃厚すぎて合いませんでした…これもまた良い経験ですね。石がライトアップされてるのって雰囲気あって綺麗ですね。マルタの夜の景色も好きでした。
25Feb
- イムディーナ
  カタコンベを見学した後は、ヴァレッタの前に首都だった古都イムディーナへ🚶‍♀️かつては貴族や聖職者たちが住み、賑わっていたそうですが、現在は貴族の末裔や商売をしている人たち数百人ほどで住んでいるようです。見えてきました！イムディーナも頑丈な城壁で囲まれています。メインゲートにあるイムディーナの地図。比較的小さな町であることがわかります。メインゲート門には、地震で崩壊した町を復興したマノエル・ド・ヴェヘーナ騎士団長の紋章が刻まれていました。門を入るとすぐ右手に立派な建物があります。こちらもヴェヘーナ騎士団長がもともと大学だった建物を再建したもので、今は館内に国立自然博物館があるそう。左手にはそびえ立つ見張り塔メインゲートの内側の門には、マルタの守護聖人の3人が彫られていました。ちょっと葉っぱが邪魔しちゃってますが…左からマルタで最初にキリスト教徒となり、最初の司祭でもあった聖プブリウス、真ん中がマルタにキリスト教を広めた聖パウロ、そして右側の女性が聖アガタです。聖アガタの伝説は少し衝撃的でした。シチリアの裕福な貴族の家に生まれたアガタは、とても美しかったため、当時のシチリア総督から求婚されます（妾になることを要求されたという説も）。しかしそれを拒否したため、アガタは当時迫害を受けていたキリスト教徒であることを理由に捕らえられ、乳房を切り落とされてしまうのです。聖アガタが右手に持っているのがその乳房です。アガタは迫害から逃れるため、シチリアからマルタに逃亡したことがあります。連れ戻されるまで身を隠していたとされる洞窟がラバトにあるため、マルタの守護聖人とされているのでしょう。その後もアガタは信仰を守り続け、最期は獄中で亡くなったそうです。ちなみに真ん中の聖パウロは、炎から出てきた毒蛇に噛まれている様子が彫られています。（パウロが毒蛇に噛まれてもなんともなかったことから、マルタの人々がパウロを聖人として受け入れたとか。）マルタの聖人について少し学んだ後は、マルタで最初に建てられた大聖堂と言われる、聖パウロ大聖堂に向かいました。道が曲がっているのは、まっすぐ飛んでくる弓矢を避けるため。城壁内の車の乗り入れは禁止されていますが、住民の車や救急車、結婚式の車等は許可されているようです。こちらが聖パウロ大聖堂。聖パブリウスの館があった場所に建てられています。聖パブリウスは、聖パウロの祈りにより病気の父親が救われたことからキリスト教徒となった人物です。中に入ると、鮮やかな赤が印象的な大聖堂でした。そして差し込む光も美しい！中央の祭壇画は、マルタ騎士団の一員でもあったマティア・プレッティによる「聖パウロの改宗」聖パウロは、もともとキリスト教を弾圧していた人だったんですが、イエスの声を聴き改宗し、その後キリスト教の布教に尽力しました。そしてマルタにキリスト教を伝えた人物でもあります。その上にあるのが同じくマティア・プレッティによるフレスコ画「聖パウロの難破」。大地震があった時、奇跡的に無傷で見つかったフレスコ画だそう。聖ペテロと聖パウロの肖像画もありました。これは何の場面でしょう？一際目をひくステンドグラスでした。ドームも光が差し込んで綺麗です✨床一面の大理石は、やはり騎士や聖職者そして貴族たちのお墓になっていました。ここのお墓は司教や大司教のものが多く、帽子の房が三つなのが司教、四つなのが大司教だそう。なのでこちらは司教のお墓ですね。それから街を散策へ　イムディーナは本当に路地が素敵でした。バスティオン広場の展望台からの景色広場にはジェラート屋さん等、お店もいくつか立ち並んでいました。こちらはイムディーナガラスの可愛いお店帰り道、また中世の雰囲気残る路地を歩きます。ツタの絡まる家　猫ちゃん発見🐱近くに来ました。人懐っこい！イムディーナの小路では観光馬車が行きかい、ホントに中世の世界にタイムスリップしたかのような町でした。※以前、「首都ヴァレッタ」の記事に間違えてこの動画と何枚かイムディーナの町並みを載せてしまいましたが、正しくはこちらです🙇‍♀️
19Feb
- 4日目：古都へ
  4日目はマルタの古都ラバトとイムディーナへ行きました🚍マルタ中央部に位置するこの二つの街は、もともとは一つの街で、紀元前800年頃フェニキア人が築いたと言われています。その後、アラブ人により街は中心部イムディーナと郊外のラバトに分割されました。イムディーナという名前はアラビア語で「城壁の街」を意味するそうです。ここはイムディーナの街がよく見えるフォトスポット📷バスから降りて撮ってもらいました。まずはラバトへラバトと言えば聖パウロ教会です。地下には聖パウロが3か月ほど住んでいたと言われる洞窟がありました。言い伝えによると、捕われの身の聖パウロが乗った船がローマへ向かう途中難破してしまいます。この洞窟にたどり着いた聖パウロは、身を隠しながら布教活動を行いマルタにキリスト教を伝えました。ここはマルタにおけるキリスト教発祥の地でもあるんですね。過去にはローマ法王たちもここで祈りを捧げたそう。近くには聖パウロ像を祀った祭壇も。ここの床もお墓になってるようでした。ところで、聖パウロはもともとは厳格なユダヤ教徒で、キリスト教を迫害していた人でした。そんなパウロの前に、昇天したはずのイエスが現れ、パウロの目が見えなくなってしまいます。するとイエスはパウロに、ある信徒を訪れるように伝えました。そして、その信徒の祈りによりパウロの目から鱗のようなものが落ちて目が見えるようになったのです。日本語の「目から鱗が落ちる」の由来は、この新約聖書の「パウロの回心」のエピソードからきているそうです。近くには第二次世界大戦時のシェルターもありました。地下にはいろんなものがあるんですね。次に、すぐそばにある聖パウロのカタコンベ（地下墓地）へ。隣接する資料館が昔の埋葬について伝えていました。こちらは昔のお葬式の様子。泣き女がいました。遺体をカタコンベ（地下墓地）に運ぶ様子ラバトにはカタコンベがいくつもあるのですが、その昔支配していたローマ人が伝染病等を防ぐため、イムディーナに死者を葬ることを禁じていたからだそう。さて、いよいよカタコンベへ降りていきます。この中央に盛り上がってるのは、アガペテーブルと言って、死者を埋葬した後に家族が食事をしたテーブルです。↓昔からこの地はお墓なことが知られていたため、骨やら埋葬品は全て何者かに持っていかれてしまったようで、今は何も残っていませんでした。カタコンベはお墓より洞窟といった感じで、全て石造りなのですごくひんやりして独特な空間でした。さあ、地上へ戻ります！✳︎✳︎✳︎追記〜聖パウロがマルタの人々に受け入れられた理由〜漂着したパウロをマルタの人々が焚き火で温めようとしたところ、毒蛇が現れパウロを噛んでしまう。しかし、パウロはなんともなかったことから、パウロは聖人として受け入れられたと伝えられている。
16Feb
- チタデル
  ゴゾ大聖堂を見学した後は、チタデルを上っていきました。途中、こんな素敵なお店もありました。このチタデルはゴゾ島のほぼ中心に位置し、しかも高台にあるので一番上からはゴゾ島全体を見渡すことができます。ここにもフォトジェニックな猫ちゃん🐱実はこの猫ちゃん、景色からもわかると思いますが、かなり高い塀の上を歩いてるんです。猫ってすごい😵ゴゾ島は静かで平和な島という印象ですが、とても悲しい歴史があるんです。1551年、オスマン帝国（または海賊とも言われている）によりゴゾ島の住民約6000人が奴隷として連れ去られてしまうという大事件が起きました。当時の住民は9000人ほどだったそうで、島の大多数の人たちが連れ去られたことになります。　残されたのは老人や病人、そしてうまく隠れることができた人たちだったようです。その後、住民たちを守るため聖ヨハネ騎士団（マルタ騎士団）がこのチタデル（大城塞）を造り、住民たちは夜になるとチタデルの中で過ごしていたそうです。その後もゴゾ島は海賊たちに繰り返し襲われては、身代金目当てでお金持ちが誘拐されることが多かったとか。同じ島国に住む人間として、考えてしまうものがあります…昼食の前菜でいただいたゴゾチーズのサラダ＠Seashell Restaurantゴゾ島ではチーズも名産物の一つで、ゴゾチーズの原料は羊乳か山羊乳だそう。素朴で優しい味でした。食後に頼んだカプチーノがとても美味しかったので、日本に帰ってからもカプチーノを頼むようになりましたが、今のところこのお店で飲んだのが一番美味しかったです。食後、近くにあるシュレンディビーチへ🚶‍♂️何やら洞窟らしきものがありました。近くでは鴨がたくさん泳いでました🦆それから奇跡の教会と言われるタピーヌ教会へ🚍奇跡の教会と言われる所以は、こんな言い伝えがあるからです。（ガイドさん談）1833年に教会の近くを通った農婦カルメンが、マリア様の声を聞き、彼女はこれから病気になるが、祈れば1年後に治ると告げられる。こちらがカルメンさんの像しばらくしてカルメンは病気になるが、お告げ通り祈ったところ本当に治ってしまった。それからこの教会で祈れば病が治るという噂が広まり、実際に病が治ったという報告もいくつも寄せられているという。また、この教会をかつて壊そうとした時、工事に当たった人が怪我をしてしまったため、結局壊すことなく今に至っているという話もあります。ローマ法王も訪れたことのあるこの教会何か不思議な力でもあるのでしょうか。願いを書いた紙と心ばかりの寄付を置いてきました。優しい白色が本当に美しくて、心が洗われる気がしました。帰りにホメロスの叙事詩『オデュッセイア』に登場する「カリプソの洞窟」のモデルなった洞窟を見に行きました。主人公オデュッセウスは7年もの間、妖精カリプソにこんなとこに閉じ込められてたんですね。（入り口を石が塞いでいるため、今は中に入れなくなっています。）この洞窟がある丘から見下ろすラムラビーチが綺麗でした。明るい砂の色が印象的です。それからまたフェリーに乗ってマルタに帰りました🛳こちらはホテルに帰るバスから撮った写真夜は暖炉が素敵なレストランで🍽トマト風味のラビオリがとても美味しかった。メインはマルタの伝統料理のうさぎの肉を煮込んだものと魚料理が選べて、私は魚（鯛だったかな）にしました。同じツアーに参加しているマダムが、ご自分のうさぎ料理のお皿を差し出し、私に何度もうさぎ肉の味見を促されましたが、大丈夫です😅と断固拒否。骨つきだって言うし、昔飼ってたこともあるのでどうしても無理でした。食後のアップルパイ。マルタはいつも食後に何かしらのケーキが出てきました。日本と違って、頼まないとコーヒーや紅茶が一緒についてこないことをようやくこの辺りで学んだところ✍️とても寒い一日だったので、バスタブにお湯をためて入るお風呂が、この日は本当に幸せに感じました🛁
13Feb
- 3日目：ゴゾ島
  3日目はフェリーに乗ってゴゾ島へ行って来ました🛳ゴゾ島は、マルタ島からフェリーで約25分のところにある人口5万人程の小さな島です。この日は朝から雨降りで、地中海の国と言えども、東京と変わらないくらい寒かったです☔️ゴゾ島に到着し、まず最初に向かったのはジュガンディーヤ神殿遠くに見えるドーム型の建物はシュキア町の教会↓ジュガンティーヤ神殿は、今から約5600年前の建造物で、世界最古の宗教施設の一つと言われています。ギザのピラミッドより1000年も古いそう。出土品などから豊穣神を祀った神殿だと考えられています。この神殿を建てたと言われる巨人女性サンスーナジュガンティーヤという名称も、マルタ語で「巨人の塔」を意味するそうです。巨人伝説が残るこの神殿は、崩壊しないように至るところで補強されていました。玄関にあたる両巨石には、丸い穴が開けられています。入口を塞ぐ為に、ここに棒とか差し込んでいたようです。神殿（もっと左側も撮れば良かった）いろんな石が積み上げられています。ここでは雨と寒さで見学にあまり集中できず温泉に浸かりたいと思いながら遺跡を見ていました。遺跡周辺にいた人懐っこい猫ちゃん🐱お土産屋さんのとこまでついてきました。カメラ目線だしフォトジェニックですね。雨にうたれてて心配でしたが、しばらくしたら止んだので大丈夫だったかな…次に向かったのはゴゾ大聖堂🚍バスを降りて坂道を登ります。奥の方に見えるのがチタデルと呼ばれる大城塞チタデルに向かって階段を登っていきます。ゴゾ大聖堂が見えてきました。1711年に完成した荘厳なバロック様式の建物で、色鮮やかでとても綺麗な内装でした。実はこの大聖堂、天井画にある騙し絵でも有名なんだそう。どれだかわかりますか？　　　　　　　　　　　これです！資金不足により建設できなかったドームを、騙し絵によって演出しているのです。苦肉の策で行ったことが、今や観光名所となってるなんて面白いですね。可愛いミニチュアの世界ちょっとリアルなキリスト像主祭壇の聖母被昇天ここの床にも墓碑が敷き詰められていました。次はゴゾ島の景色を見に散策に向かいます。
11Feb
- ヴィットリオーザ
  今回の旅行で私が最も美しいと思った場所、ヴィットリオーザ✨ヴァレッタからバスで20分程の距離で、降りたらまるで絵画のようなマリーナの景色が広がっていました。この3体の像が素敵でした。マリア様ファミリーでしょうか。マリーナの近くにある戦争博物館に通じる立派な門門の中にもキリストの絵が。室内には入りませんでしたが、第二次世界大戦時の様子を伝えているそう。ヴィットリオーザば、1530年にマルタにやって来た聖ヨハネ騎士団が最初に築いた要塞都市で、当時はビルグと呼ばれていました。ビルグは1565年のオスマン帝国による大包囲戦に勝利した舞台でもあったため、その後「勝利の町」を意味するヴィットリオーザという名前が与えられました。この階段、大砲を運びやすいように段差が殆どなく造られています。柵のところに見えるのは大砲ヴィットリオーザの戦いの歴史は、大包囲戦だけにとどまらず、第二次世界大戦中も軍事上、重要な役割を果たす場所だった為、度重なる攻撃を受けてしまい大きな被害を出しました。こんな素敵な街にそんな戦いの歴史があったなんて…何度も激しい戦場となりながら、今の街並みを取り戻したヴィットリオーザ。本当に美しい街でした。
07Feb
- 聖ヨハネ大聖堂 : カラヴァッジョの絵
  今回の旅行で最も感動した場所の一つがここ、聖ヨハネ大聖堂の中にありました。入り口を入ったとこからもう〜煌びやか✨想像を遥かに超える豪華さでした！中はこんな感じです。騎士団員であったマティア・プレッティによる天井画には、騎士団の守護聖人・聖ヨハネの生涯が描かれています。床一面に広がる大理石のモザイク画は、実はこれ、一枚一枚が騎士団員の墓碑なんです。つまりこの床下に騎士団員達が埋葬されているそう。驚きましたが、なかなかお墓という実感は湧きませんでした。ただ、ちょっと足の置き場に躊躇しましたが…。大聖堂の後ろ側の壁面マルタ騎士団の旗を持つ勝利の女神や天使がオスマン帝国軍を踏んづけてます。主祭壇の両側には、騎士の出身地の言語別に8つの礼拝堂があって、改めてヨーロッパ各地の貴族の子息たちによって騎士団員が形成されていたことに気づかされます。どれがどこの国の礼拝堂か忘れてしまいましたが、それぞれがホントに素晴らしくて立派です。礼拝堂の地下には歴代の騎士団長の棺があり、首都ヴァレッタの名前の由来となったヴァレッテ氏（マルタ大包囲戦の指揮官でもありました）も眠っているそう。そして、この大聖堂の一角には、カラヴァッジョの絵も飾られていました。ふと、コロナで中止になってしまったカラヴァッジョ展のことを思い出しました…今やその時の残念さも帳消しです！『聖ヨハネの斬首』と『執筆する聖ヒエロニムス』マルタにカラヴァッジョの絵があるのは知ってましたが、こんなベストな環境で見れるとは観客これだけでしたよ？↓すごい贅沢空間✨自由時間も私はこの場所にいました。部屋の内装も非常に豪華ですよね。この空間にいれることが嬉しかったし、ホントに贅沢な時間でした✨『聖ヨハネの斬首』は、カラヴァッジョが描いた最も大きな作品で、唯一サインが記されている作品だそう。首から流れる血潮の先にサインがあるそうですが、知らなくてよくチェックしなかった💧そして祭壇画であるため、絶対日本に来ることはないそうです。ローマで殺人を犯してしまったカラヴァッジョは、逃亡先のマルタで騎士団長から、殺人罪の免除と引き換えに祭壇画の絵を描くことを依頼され、出来上がった作品がこの『聖ヨハネの斬首』だったそう。その後カラヴァッジョは騎士団の一員にもなりました。しかし、カラヴァッジョの素性をよく思わない騎士団員と喧嘩をしてしまい、また逃亡してしまうのです。カラヴァッジョも、あんなに素晴らしい絵を描くのに、その気性の激しさゆえにいつもトラブルに見舞われ苦労をする…そこがまた魅力と言えばそうなんですが。とにかく、マルタに来てホント良かった🇲🇹大満足！と感動したカラヴァッジョの絵でした。最後に、この聖ヨハネ大聖堂が建築された歴史を書いときます。***オスマン帝国により領土を追われた聖ヨハネ騎士団（のちのマルタ騎士団）は、1530年神聖ローマ帝国のカール5世よりマルタ島を与えられる。そしてマルタ島を拠点とし、当時勢力を伸ばしていたオスマン帝国を封じ込めようとした。1565年、激しい戦いの末、マルタ騎士団はオスマン帝国からの攻撃を撃破！（マルタ大包囲戦の勝利）この偉大な功績が認められ、騎士団の元へヨーロッパ中のキリスト教国から莫大な寄付が集まった。その富で築いた建造物の一つが聖ヨハネ大聖堂である。1587年に完成したこの大聖堂は、外観はシンプルながら内観はバロック洋式の豪華絢爛な造りとなっており、当時の騎士団の財力の豊かさがうかがえる。✳︎✳︎✳︎メモ✳︎✳︎✳︎〜聖ヨハネ騎士団とは〜・もともとは聖地巡礼に訪れたキリスト教徒の保護や看護を目的とする看護団だった。・貴族の血を引く者だけが入団を認められ、入団する際には高額の寄付をしなければならなかった。・長男は家を継ぐため、騎士団員には次男以降が多かったよう。・マルタ島に拠点を移してからはマルタ騎士団と名乗るようになった。
05Feb
- 2日目 : 首都ヴァレッタ
  2日目は朝からバスに乗り、マルタ島の首都ヴァレッタへ🚍ヴァレッタは、16世紀に聖ヨハネ騎士団によって築かれた要塞都市で、1980年に世界文化遺産に登録されました。ちなみにこのヴァレッタという都市名は、歴代の騎士団長の中でも、最も素晴らしい人物だったと言われるジャン・ド・ヴァレッテ氏の名前が由来となっているそうです。要塞都市と言われるのは、当時敵対していたオスマントルコからの攻撃に備え、半島であるヴァレッタの周囲が高さ30mの城壁で取り囲まれているから。水はありませんでしたが、陸からの侵入を防ぐためのお堀もありました。ヴァレッタ市街への入り口、シティゲート！中世の世界への入り口でもあります。（ヴァレッタ市街側から撮りました）シティゲートを抜けると、リパブリック・ストリートと言うメインストリートが半島の先までまっすぐ続きます。入ってすぐ右手に国会議事堂。🇲🇹を掲げてる建物です。ヴァレッタの建造物は、黄色がかった石灰石で作られていて、マルタストーンとも呼ばれています。この島がはちみつ色の島と言われる所以です。可愛いお店も♡この方が偉大なる騎士団長ジャン・ド・ヴァレッテ氏✨そしてこちらがマルタ共和国首相官邸です。玄関前にある大砲と一緒に。次にアッパーバラッカガーデン（upper Barracca Garden）へかつては、聖ヨハネ騎士団の騎士達の憩いの場だったそうです。なぜか恐竜の像がありました。（←ヴァレッタで「ジェラシックワールド」の撮影が行われたからだそう）そしてここの展望台からの景色がホントに素晴らしかった✨逆光になっちゃったけど、スリーシティーズ（ヴィットリオーザ、セングレア、コスピークワ）の街並みが一望できます。夢のような景色でした。近くには猫ちゃん達の憩いの場も🐱ご飯食べてますね。この島の猫ちゃん達も大事にされてる印象を受けました。実際、いつも猫達にご飯をあげてくれる人がどこにもいるようで、マルタは幸せな猫の島とも言われているそう。メインストリートには、いろんなお店が立ち並んでいて華やか。一方、路地や裏通りに行くと、また雰囲気があって素敵でした。✳︎✳︎✳︎ヴァレッタプチ情報✳︎✳︎✳︎ヴァレッタは非常に小さな街であるため（面積 : およそ1km×0.6km）人口は約6000人と少ないが、マルタ最大の経済、政治の中心地である。
02Feb
- 漁村マルサシュロック
  イムナイドラ遺跡を見学した後は、カラフルな漁村マルサシュロックで昼食を摂りました。ここがまたヨーロッパらしい素敵な漁港でした。そして人も愛想が良くて楽しい感じ。マルタでの最初の食事は、La Nostra Padronaと言うレストランにて。まずは魚介のスープこういうのをブイヤベースって言うのかな。すごく美味しかったです。（今ブログ書きながらまた飲みたくなってきた）海老とムール貝　　これも美味しかった！写真にはないですが、付け合わせにパンもありました。食後のデザート数が人数分無かったのか、なぜか一人一人違う種類のケーキが配られました笑　一緒に映ってるのはクランベリージュース食後に海岸沿いをぶらぶら散策ここの海風は塩分が濃いのかわかりませんが、目にしみて涙が出てきました。そして相変わらず風が強かったです。半べそかきながらの散策でしたが、あー、これぞヨーロッパの海街！という景色を満喫できて楽しかったです✨猫ちゃんの像も🐈‍⬛その後、世界遺産のタルシーン神殿の見学へ🚍この神殿は、長年にわたり地下に埋もれていたため、巨石神殿群の中でも最も保存の良い状態で残ってるそう。これ↓2頭の雄牛が向かい合うレリーフだそうですが、わかりますか？（私は画像を拡大してみても、いまいちよくわからない💧）その後バスでホテルへ戻ってからは、近くのスーパーに買い物へ行ったりして夕食まで過ごしました。この日の夕食は、ホテルでのバイキング形式。おしゃれな炭酸水のボトル初日はマルタ到着後、そのまま朝から観光だったので長い1日でした。そして私は機内で眠れなかったこともあり、夜はグッスリでした💤
01Feb
- マルタ島1日目
  ターキッシュエアラインズで羽田からトルコのイスタンブールまで約13時間35分、そしてイスタンブールで飛行機を乗り継いでマルタ島まで約2時間30分でした。羽田発の夜の便で飛び立ち、マルタ島に到着したのは朝今回団体ツアーに参加したので、着いて早々バスに乗って観光が始まりました。まずマルタ空港から向かったのは青の洞門空港からあっという間でした。真っ青な空にキラキラ輝く海、そして吹き飛ばされそうな強風でした！どうりでマルタ島までの飛行機が揺れたわけです。写真でも、風で髪がひっちゃかめっちゃかになるので手で押さえてますね島のほとんどの人が敬虔なローマンカトリック教徒でマリア様が大好きなんだそう。これは見張り塔ホントは小型のボートに乗って洞門のそばまで行く予定が、この強風のため中止になっちゃったのは残念でした。次に向かったのは、世界遺産であるハジャール・イム神殿この島には、紀元前5000～2000年頃に造られた巨石神殿がいくつかあるんですが、エジプトのピラミッドやイギリスのストーンヘンジよりも古く、世界で最も古い遺跡の一つだそう。まず資料館でこの神殿に関する4D映像や模型などを見てから見学へ。途中、可愛い猫ちゃん発見遺跡の上には、雨風による劣化防止のためテントが張ってありました。こんな巨大な石を積み上げてくのってすごいですよね！ハジャール・イム神殿は20t近くの巨石が積み上げられて造られていてマルタ随一の大きさだそう。神殿の中では動物の生贄を捧げたり、宗教的儀式が行われていたようです。近くにあるイムナイドラ神殿にも行きました。この遺跡は、なんと言っても海を見下ろす丘の上に位置するロケーションが素敵でした。またこのテントがいい感じを演出してるんです。遺跡より周りの景色に感動してしまったイムナイドラもう、ガイドさんの説明もあまり耳に入らず…綺麗な景色に見惚れてばかりいました。イムナイドラ神殿の入り口から、春分の日と秋分の日には、内部に朝日が差し込むようになっているそう。古代の人々に暦の知識があったのがわかります。あ、これは当時の人が彫った神殿図だったかな。設計図のようなものだったらしい。帰り道も素敵天気も良くて、もうこの時点で来てホント良かった！なんて楽しいんだ！とかなり満足していたのを覚えています✨✳︎✳︎✳︎イムナイドラ遺跡は、青の洞門へボートで行けなかった代わりの観光地でしたが、行けてとても良かったです。
31Jan
- 久しぶりの海外
  1月19日から25日までマルタ共和国へ行って来ました！2019年11月にカンボジアへ行ったのを最後に、約3年ぶりの海外でした。コロナ渦で、もう海外へは行けないのではないかと思ったこともありました。もう行けないかもしれないと思うと、ＴＶで海外の映像を見るのもせつなくなって、旅番組も見なくなってしまったこの数年でしたが…ようやく！ようやく海外へ行くことができました🛫（もう日本から出たくてたまらなかった）飛行機が羽田を飛び立つときは、窓の景色を見ながら嬉しくてウルウル来ましたよ。今回行ったのは、マルタ島、コミノ島、ゴゾ島から成るマルタ共和国🇲🇹イタリアのシチリア島の下に位置する、地中海に浮かぶ小さな島国です。歴史的遺産が多くて、まるで中世の時代にタイムスリップしたかのようでした。毎日美しい景色に感動してました✨しばらく旅ブログになりますが、良かったらお付き合いください。***　マルタ共和国プチ情報　***首都：　ヴァレッタ人口：　52〜53万人面積：　淡路島の約半分の大きさ（世界で10番目に小さい国）通貨：　ユーロ言語：　マルタ語、英語 (一部イタリア語も）時差 : −8時間そしてマルタはマルチーズの原産地！🐶でも今回の旅では一匹もマルチーズを見ませんでした。犬自体あまり見なくて、見たのはシーズー一匹のみ。観光地ばかり行ってたからかもしれません。ちなみに、マルタの緑を楽しみたいなら冬に訪れるのがお勧めだそう。夏になると、雨が降らないため景色が一面茶色になるそうです。
16Jan
- 初詣
  昨日、遅ればせながら初詣に行って来ました。いろんな蛙が祀られているこの神社に毎回癒されます。もうじき旅行に行くので、御守りもいただいて来ました。これを身につけると蛙が身代わりとなって災難を免れられるそう。厄除、交通安全のお守りとして霊徳があるようです。蛙は遠い地に移しても必ず此の地に「カエル」と言われることからも、旅の御守りにぴったりだと思いました。✳︎✳︎✳︎今年の七草粥まるちゃんの分↓美味しくいただきました😋　鏡開きのおしるこ神社でお供えされていたお餅をいただいたのですが、これがまた絶品でした✨
10Jan
- アバター : ウェイ•オブ•ウォーター
  先月の話になりますが、アバターの続編を観てきました。前作から約13年振りだそう。そして、192分という長編映画でした。（終盤、お尻が痛くなりました😅）✳︎✳︎✳︎神秘の星パンドラで生きていくことを選んだ元海兵隊員ジェイクは、先住民ナヴィの女性ネイティリとの間に子供たちをもうけ、幸せに暮らしていた。しかし、ジェイクたちは再び人類によって住んでいた森を追われ、海の部族の元へ身を寄せることになる。海の暮らしに徐々に適応していく彼らだったが、執拗な侵略者たちは、すぐそばまで近づいてきていた。✳︎✳︎✳︎あー、また平和な世界を人間たちが（姿かたちはアバター※ ですが）ぶち壊しにやって来た😩という感じです。ホントにこの映画で描かれてる人間たちの愚かなことといったら…恐らく植民地政策への批判が込められているんですね。また、鯨によく似たトゥルクンという巨大生物を仕留める役を、この映画唯一のアジア人が演じていたんですが、これは明らかに日本の捕鯨に対する批判だと思いました。特にトゥルクンが、穏やかで優しく、友情を育める程高い知能を持つ生き物だったため、見ていてとても辛くなりました。あとは、やはりこの作品といえば、圧倒的な映像美！自然豊かで野生生物と共存するパンドラの世界は、まさに理想郷で、本当に美しくて癒されます。正直、戦いのシーンとかストーリー性とかもいらないから、平和なパンドラの世界をずっと観てたいと思いました。※「アバター」とは、人間とナヴィのDNAを融合して開発されたナヴィの姿をした体のことで、この体にDNAを提供した人間の精神をリンクさせて操作する。
04Jan
- 2023年
  遅くなりましたが、明けましておめでとうございます✨昨年末は旅費を稼ぐべく、大晦日まで忙しく働いておりました。三が日は、溜まった疲れをとることに集中ほとんど何もせず、のんびり過ごせて良かったです。三日目に木曽路のお正月の会席を食べに行ったんですが、そこで熱燗の美味しさに目覚めてしまった…ただ今、晩酌用の徳利を探し中🍶ちなみにクリスマスに富山の友人が送ってくれた大好きな「立山」が我が家にはまだ2本あります♪会席料理はどれもホントに美味しかったです👍来年もお正月は木曽路にします！卯年は「飛躍する」年だそうですね。今年は、どんどん自分がやりたいことをやって、いろんなことに挑戦していきたいと思います✊皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします🙇‍♀️✳︎✳︎✳︎いつもと変わらず寝正月なまるちゃん🐶久々登場！風来坊な猫ちゃん🐱日光浴中です。土の上にブランケットを敷いてあげても、気に入らないようでよけてしまうんです😓（猫ちゃんハウスの中にも、ブランケットとカイロを入れて暖かくしてるんですが、それはよく利用してるみたい）昨年7月後半からパッタリ姿を見せなくなって、心配してたんですが、ひょっこり11月頭に現れ、それからは毎日のように来ています。数ヶ月ぶりに現れた時↓何事もなかったかのように、いつも通り普通に存在してるのが猫ちゃんらしい。今年も皆、健康で元気に過ごせますよう✨
08Dec
- パスポート
  パスポートの有効期限が切れてしまったので、新しく作りに行ってきました。ひゃー、10年ぶりです！身分証明に旧パスポートを持っていきました。（このパスポートでいろんなとこ行ったなぁ…。）新たにパスポートを作るとなると、申請するのに戸籍謄本か抄本のいずれかが必要だったりして、ちょっと面倒でした。パスポートは有効期間内に切り替えるのがいいですね。順番が来るまで15分くらい待って、手続きは必要書類や写真のチェックをしてもらい2〜3分程で終わりました。あとは、パスポート代を持って1週間後に受け取りに行けばいいだけ。いよいよまた海外へ行こうと思います✈️帰りにアフタヌーンティーで食事🍽このホリデービーフシチューセットがとても美味しかったです！お肉がとろけるっフルーツとハーブジュレのマチェドニアとクリスマスアップルジンジャーティーこのアップルジンジャーティも好きな味でした👍駅構内の大きなクリスマスツリーどこもすっかりクリスマスムードですね✨✳︎✳︎✳︎　後日、ピカピカのパスポートを受け取ってきました。嬉しい😊
24Oct
- kira-kira
  “読書の秋”ということで、久しぶりに英語の勉強も兼ねて洋書を読んでみました。『kira-kira』cynthia kadohata 著この表紙と高評価のレビューに惹かれて買いました。ちなみにタイトルの kira-kira とは、日本語のキラキラのことです。✳︎✳︎✳︎これは1950年代、アメリカ南部で暮らす日系一家の物語。ケイティは、両親・そして4つ上の姉リンとアイオワ州で幸せに暮らしていたが、両親が経営するオリエンタルフード店が廃業し、ジョージア州へ移住することになる。そこに住む伯父のつてで、父親は養鶏場、そして母親は鶏肉の加工場で働き始める。やがて弟のサムが生まれ5人家族になった一家は、貧しいながらも平和な日々を送っていた。しかしケイティが10歳半の冬、全てが変わり始める。リンが重い病になってしまうのだ。両親はリンのために新しい家を購入するが、その借金とリンの治療費の支払いで生活はますます苦しくなっていく。次第に気持ちがバラバラになっていく家族。その先に待っていたものは・・・✳︎✳︎✳︎以下ネタバレありこの本はケイティの視点から、彼女の家族や友達、そして彼らを取り巻く日常などについて描かれています。1950年代のアメリカ南部に住む日系人の暮らしは、人種差別があったり、就ける仕事も過酷な労働を強いられる仕事だったり、かなり大変なものだったことがわかります。リンが重病になり、家の借金とリンの治療費返済のために今まで以上に働きづめになる両親。そしてケイティも、サムの面倒を見ながら懸命にリンの看病をします。リンの闘病中、ケイティが感じた悲しみ、怒り、葛藤などの様々な感情。重い病の人を看病したことがある人なら、きっと誰もが経験する感情なのかもしれません。こんな思いをまだ11歳そこらの少女が経験しなければならないなんてと思いましたが、ケイティは強く成長していきます。すごいと思ったのは、まだほんの子供だと思っていたケイティが、自分と同じような悲しみを今まで多くの人々が味わってきたことに気づくところです。そして父親や伯父を通して、不幸であり続けるのも幸せになるのも自分たち次第だということを学ぶのです。ケイティが最初に覚えた言葉は、リンから教わった kira-kira という言葉でした。リンは毎日の取るに足らない些細なことにも、楽しみや喜びを見出すこと、つまり kira-kira がそこにあること、そして世界は素晴らしいことを教えてくれたのです。悲しい物語ではありますが、あまり悲壮感を感じさせないのは、根底にこの kiraーkira の精神が流れているからかもしれません。生前リンが見たかったカルフォルニアの海を、一家で見に行くラストシーンは、とても爽やかで希望を感じるものでもありました。静かにじわじわと感動する作品です✨Kira-Kira (English Edition)Amazon（アマゾン）1,200円