明治天皇が亡くなり乃木大将が殉死し「力」の時代が終わりを告げた大正時代、関東大震災があなたや私に傷跡を残していったあと、若い作家たちは次に書くものは何かを探していた。

芥川龍之介や菊池寛、人気の島田清次郎…偉大な先輩作家の影に抗いながら、自分の中の嫉妬心に恐怖しながら、家族も友人も恋人も巻き込みながら頭の中のネジをギシギシと巻き上げる。

「真実って何だ?書きたいものって何だ?生きるってなんだ?」

(流山児★事務所公式サイトより)
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今日が初日なはずなのに千穐楽かと思うくらいの役者さん達の熱量&熱演!
それと同時にいつもなら流山児★事務所の作品を観たあとは純粋に『楽しかった』と言えるのだけど、今回は楽しかっただけではない『色々と考えさせられた』舞台だったと思います。
噂話、嫉妬、嫉妬から来る誹謗中傷・・・いつの時代でもこういうことはあるけれど、それに対してどう向き合うか、どう向き合うべきなのか・・・この舞台に出てくる登場人物の1人1人がそれらと向き合い葛藤している。
だから私自身この舞台に出てくる人達にいちいち感情移入してしまって(笑)、あたかもその場に一緒にいるような感じで気持ちがあっちこっちに揺れ動いて忙しかったですw
今回の作品は作が秋之桜子さん(西瓜糖)、演出が高橋正徳さん(文学座)。
お2人とも私的には初めましてでしたが、歌とかダンスとかの流山児★事務所らしさもありつつ、それだけではない新しい流山児★事務所の作風が生まれたなと思いました。

まだ初日開いたばかりでネタバレは何だし、自分がボキャ貧なのがちょっと悔しい(^_^;)。
でもこれだけは!『赤玉★GANGAN』は若い人達にこそ観てもらいたい!!
自分自身を見つめ直すいいきっかけになると思います。

流山児★事務所『赤玉★GANGAN~芥川なんぞ、怖くない~』は、下北沢ザ・スズナリで8/27までやってます!!