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週刊イラクでのインターン日記①
こんにちは🌞
イラク・ドホークでインターンをしている大学3年生のいつきと申します🍎
これから、このnoteでは イラクでのインターン活動や日々の生活、そして 現地のリアルな雰囲気 を週1回のペースでお届けしていきます。
同じように海外インターンを考えている学生や、イラクの日常に関心がある方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです💭
どうぞよろしくお願いします♬
プロフィール👩
私は大学で会計学を専攻しながら、国際協力やボランティアに関心を持ち、これまでにケニアで教育ボランティアを経験してきました✈️📚
算数や英語の授業を担当する中で、国内外の教育格差を目の当たりにし、「生まれる場所が違うだけでこんなにも差があるのか」と衝撃を受けました。
当時は「自分に何ができるのか」と迷うばかりでしたが、次第に
「思うだけでは何も変わらない。行動してこそ人の役に立てる」
と強く意識するようになりました。
その経験を踏まえ、現在はイラク・ドホークでのインターンに挑戦しています。
👉 これまでの詳しい経緯や活動内容は、こちらにまとめています:
自己紹介記事(note)
ケニアのボランティア先の学校の様子
インターン先について✨
私のインターン先は一般社団法人ピースセルプロジェクト(PEACE CELL PROJECT / PCP)という団体です🌍✨
PCPは、長く紛争の続いたイラクの子どもたちや若者たちに、平和教育とエコロジー(環境保護)などのプログラムを、日本とイラクの共同で行っています🤝

イラク、クルド自治区ドホークを起点とし、
📚読書キャンペーン:移動図書館、絵本・紙芝居制作、学校図書館の設置
🎭芸術教育:コミュニケーションや演劇のワークショップ、音楽授業、演劇制作
🌳エコロジー・プログラム:清掃活動や自然環境保護活動、再生可能エネルギーの推進、地球環境保護の授業
これらのさまざまな教育プログラムを通して、現地の子どもたちの創造力・表現力・共感力・人権意識などを高め、世代を超えて受け継がれてきた「報復の連鎖」を断ち切るための、新しく、楽しい平和の学びがイラク全土で行われることを目的としています🌈(参考:PCP公式HPより)
👉 PCPについてもっと知りたい方はこちら:
PCP公式サイト
私のインターンでの活動 📝
その中で私は現在、アッシリア人の小学校にあるPCPが設立した図書室で、スクールファシリテーターを担当しています👩🏫✨
スクールファシリテーターとは…
学校の先生とは異なり、
「どうすれば授業がもっと楽しく・理解しやすくなるのか」を工夫し、ワークショップなどを通じてサポートする役割です。
具体的には、
📖図書室での読み聞かせ
🎶子どもたちの想像力と共感力を育むワークショップ
を行っています。
この図書室は、壁一面に絵が描かれ、とても明るくて癒されます🎨✨
先生や子どもたちに、絵本を読む大切さや想像力を育むことの価値を伝えられるように日々取り組んでいます💪
さらに今後は、ドホーク大学での「紛争予防カリキュラム作成」にも関わる予定です📚✨
今週のトピック📰
ちょうど一週間前、9月26日(金)にイラクのエルビル空港に到着しました✈️。
イラクでは金・土が休みのため、最初の2日間はゆっくり休養😴。日曜からはアッシリア人の小学校でスクールファシリテーターをスタートしました👩🏫✨
帰宅後はカフェに行ったり、寮の猫ちゃんと触れ合ったりと癒しの時間も🐈☕。少しずつ生活のペースもつかめてきた一週間でした。
それでは、活動・街の風景・食べ物・寮の猫について、写真とともに振り返っていきます📸✨
イスタンブールからエルビルまでの飛行機からの景色
活動👩🏫✨
図書室では、先生が授業をしたり、生徒が休み時間に絵本を読みに来たり、私たちスクールファシリテーターが読み聞かせやワークショップを行います📚
🎨例えば、美術の授業
生徒たちは自由にキャンバスを塗り上げます🖌。先生からのモチーフを真似する子もいれば、自分の好きなものを描く子も。色鉛筆や定規を使うなど、手法もさまざま!
図書室で授業を行う良いところは、先生に加えて私たちスクールファシリテーターも生徒を見守れる点です👀✨。この学校は少人数制で先生は一人ひとりに目を配れますが、集中が続かない子へのフォローやクラス運営はやはり大変。複数の大人の視点で支えられることが大きな利点だと感じました💡
図書室で美術の授業を受ける生徒たち
🧘♀️ 瞑想ワークショップ
今週はいくつかワークショップも行いました。その中で印象的だったのが「瞑想」✨。瞑想後に「なぜ瞑想をするのか?」を問いかけ、生徒に考えてもらう内容でした。とはいえ小学生なので…友達と目を合わせてにやにやする子もいて、とてもかわいらしかったです😊
瞑想をしている様子
📖 絵本の読み聞かせ
この小学校の図書室で人気の絵本は、なんと日本の『だるまさんが』😲📖❗
スクールファシリテーターが絵本のだるまさんの動きを真似しながら読むと、生徒たちも一緒に真似して、教室中が“だるまさん”に🙌✨
絵本を通じてみんなで身体を動かす――そんな読み聞かせの方法があることに驚かされました💭。今までの読み聞かせの概念が覆った瞬間です🌟。改めて絵本を開いてみると、仕掛けやカラフルな絵など、子どもたちを惹きつける工夫がたくさん🎨。どう読めばもっと楽しんでもらえるのか、どうすれば子どもたちに絵本を好きになってもらえるのか、これからも工夫していきたいです😊📚
スクールファシリテーターが読み聞かせをしている様子
ちなみに、この小学校で使われている言語はアッシリア語です。本棚にはアラビア語・クルド語・アッシリア語、そして日本語の絵本が並んでいます📚✨。
子どもたちや先生との会話は、仲間のスクールファシリテーターに英語へ通訳してもらうことで成り立っていますが、絵本やワークショップを通じて“心を通わせる”ことは言葉がなくても可能です😊。一緒に笑ったり、身体を動かしたりする中で、言葉を超えたコミュニケーションがあると実感しました。
言語が違っても相手を思いやる気持ちがあればつながれる――外国語が完璧でなくても国際協力はできるんだと強く感じています🌍💡。
👉 活動の様子をもっと知りたい方は、PCPのSNSもぜひチェックしてください👇
Facebook ▶ https://www.facebook.com/peacecellproject
Instagram ▶ https://www.instagram.com/peacecellproject/
街の風景🏢
ここからは街の様子を写真とともに紹介します📷。ドホークの街は岩山に囲まれ、たくさんの建物が立ち並んでいます。写真を友達に送ると「こんなに建物があるの!?」と驚かれるほど。高層建物と岩山の組み合わせは、日本ではなかなか見られない景色で、とても新鮮です。
🌄 景色の特徴
ドホークの景色は全体的に淡い色合いで、雲が少なく、空が大きく開けています。乾燥地帯で砂が多いからかもしれません。見ているだけで晴れ晴れとした気持ちになります。
🌅 朝焼けと夕暮れ
朝日や夕暮れの太陽は、日本で見るよりも大きく、濃いオレンジ色に輝きます。日が暮れるまでその動きをぼんやり眺めるのが、最近の小さな日課です。
朝焼け
やがて夕暮れ後には、太陽の残り火が地平線をほのかにオレンジに染め、次第に群青の夜が広がっていきます。その移ろいを見ていると、一日の終わりをしみじみと感じます。
日暮れ
🌙 月のある夜
夜になると月もとても綺麗に見えます。大きくはっきり模様が浮かび、どこか日本で見る月と同じ安心感があります。ベランダで月を眺めながら本を読む時間は、まさに至福のひとときです📖✨
月
☀️ 気候
10月現在、気温は日本の秋と同じくらい。日中は30度前後、朝晩は20度ほどで、とても過ごしやすいです。乾燥しているので洗濯物がすぐ乾くのもありがたいポイントです👕💨
次回はKRO通りという大通りの様子とスーパーマーケットの様子をご紹介します👀✨。治安や生活のしやすさなども解説できればいいなと思います😚
食べ物🍚
ドホークにはおいしそうなレストランやカフェがたくさんあります☕✨。内装もとてもかわいくて、歩くだけでも楽しいんです💖。ここでは、今週食べたものの中で特に印象に残った食べ物をご紹介します🌟
☕ イラクのチャイ
エルビル空港に到着したあと、PCPのスタッフさんが温かく迎えてくれ、車でドホークへ移動しました🚗。その道中でいただいたのが、このチャイです。
イラクのチャイ
涼しくなってきたとはいえ、日中はまだ汗ばむくらいの暑さ💦。それでもイラクの人々は、温かいチャイにたっぷり砂糖を入れて飲むのが定番だそうです。私は普段あまり甘い飲み物を飲まないので砂糖は入れませんでしたが、香ばしい香りが広がってとても美味しかったです🤗✨
さらに、その場にいたお客さんとも写真を撮っていただきました📸。イラクに来て最初の、心温まる交流のひとときでした。
🥙 トルコ料理(約750円)
到着後の初めての夕食は、PCPスタッフの方に連れて行ってもらったトルコ料理屋さん。ケバブラップにヨーグルトソースをかけた料理で、鶏肉と牛肉の2種類をいただきました。ヨーグルトソースの塩気とチーズのような香りがクセになる味わい!今後も中東料理を開拓してみたいです😋
トルコ料理
🍰 中東スイーツ
シーケと呼ばれるドホークの中心地にある商店街で初の中東スイーツを食べました。揚げた細い麺でキャラメリゼしたピスタチオを包んだお菓子で、とっても甘い!でも香ばしいピスタチオがアクセントになっていて飽きません。中東ではナッツが有名らしく、今度はナッツの量り売りにも挑戦してみたいです🌰✨
中東スイーツ
🍹 スムージー(約250円)
「ORGANIC JUICES」というチェーン店で飲んだスムージー。種類が豊富で迷いましたが、私はアボカド+イチゴ+ピスタチオをチョイス🥑🍓。甘さ控えめでとても飲みやすく、すっかりハマってしまいました!近所にも店舗があるので、すでにリピート済みです🤭
アボカドとイチゴとピスタチオのスムージー
🥐 カフェスイーツ(約500円)
近所の「Dopamine Cafe」で食べたピスタチオクロワッサン。温めて提供されるので、中のピスタチオチョコがとろ〜り溶けて絶品!ただしかなり甘いので、コーヒーとセットが必須です☕💖
ピスタチオクロワッサン
以上、今週のドホークご飯でした🍴。レストランやカフェの価格は日本とあまり変わらない印象です。ただし 支払いは基本的に現金のみ なのでご注意を💡
そして驚いたのは、お店の内装がどこもおしゃれなこと✨。次回は「カフェ&レストラン特集」を書いてみたいなと思っています☕🍽️
寮の猫ちゃん🐈
寮にはかわいい猫ちゃんがお出迎えしてくれました🐱💕。慣れない一週間で「自分に何ができるんだろう…」と不安になることもありましたが、この猫ちゃん(酸辣湯というので“ラー子”と呼んでいます)のおかげで本当に癒されました🍀
とっても人懐っこくて、人見知りせずに近づいてきてくれる姿にほっこり😊。やっぱり猫ちゃんは世界を救いますね🌍✨。息抜きも大事だなぁと思います。
ヨガポーズ
じーっ
首をかしげている様子
【コラム】言語・コミュニケーションの壁💬
私が滞在しているのは、ドホークというイラク北部の都市です。ここはクルド自治区と呼ばれ、世界で唯一クルド人が自治を行っている地域です🗺️。人口の大半を占めるのはクルド人ですが、アラブ人、アッシリア人、トルクメン人、アルメニア人、ユダヤ人…などさまざまな民族が暮らす多文化地域です。
※正確な統計は存在していません。
公用語はクルド語とアラビア語。クルド語はおおまかにソラニー方言とクルマンジー方言の二つに分かれていますが、他にもいくつかの方言があり、方言間の違いがとても大きいのが特徴です。ちなみにここドホークではバディニ方言が使われています💬クルド語を勉強する際は、現地でどの方言が使われているのかを確認することが大切です👍
街のスーパーやカフェでは英語が通じないことが多く、お会計の時は電卓を見せてもらうようにしています。ただ、一緒に活動しているPCPスタッフさんとは英語でコミュニケーションをとっています💭。しかし、「今いる場所の人々を尊重する」という意味でクルド語を少しでも話せるようになりたいです…❗
今週から徐々にクルド語の勉強を始める予定なので、学ぶ中で気づきやおすすめのサイトがあれば共有したいなと思います📚
次回予告📝
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました🌸。今回はテーマを絞らず、ジャンルごとに1週間の出来事をざっくりまとめてみました。
次回はもう少し深掘りして、市場の様子🛍️ や 学校の図書室📚、お金事情💸、SIMカード📱 など、「実際どんな生活をしているの?」という部分を中心にお届けする予定です✨
とはいえ、あくまで“日記”なので小難しい話は抜きにして、イラクでのリアルな日常を、皆さんに少しでも身近に感じてもらえたら嬉しいです💖
گەلەک سپاس (gelek spas)🌙