ＲＺ２５０ リプロ型式認定プレート取付けマニュアル

ＲＺ２５０　リプロ型式認定プレート取付けマニュアル

リプロ型式認定プレートの取付け手順を示します。

　【注意事項～まずはじめに】　

①製品について
裏面に粘着シートがついた標準品と、接着剤で貼り付ける粘着シートが無いタイプがあります。

②ベースは０．２ｍｍのアルミプレートで強度がありませんので、曲げないようそっと扱ってください。
また相手接着面が凸凹していますとプレートも変形しますので、柔らかいウエス等で押えるなど丁寧に取り扱ってください。

③貼付け面に油分が残っていますとシールが剥がれますので、相手接着面を綺麗に脱脂してから貼り付けてください。フレーム塗装保護のため、中性洗剤を使って綺麗に拭いて最後は水拭きしてください。塗装が痛みますので、シンナー、脱脂剤は使わないで下さい。
裏面剥離紙を剥がした粘着面は絶対に指で触れないで下さい。

④粘着シートは粗面接着用シートを用いており、初期接着強度、最終接着強度が高いアクリル系接着剤を用いており、接着強度が出るまで２４時間かかります。

⑤接着剤で貼り付ける場合はＧ１７等ゴム系接着剤を使用すると良いと思います。表面はウレタンコートですので、溶剤系接着剤が付きますと剥がれる恐れがありますので、注意して下さい。

⑥表面にガソリン、油分などが付いた場合は、そのまま放置しないですぐさま中性洗剤をつけたウエスでそっと拭き取って下さい。表面が侵されますのでシンナー、脱脂剤は絶対に用いないで下さい。

⑦年月が経過した純正プレートにはうっすらとアルミ錆が浮いてきます。本品も経年変化でアルミ錆の発生は避けられませんので予めご了承お願いします。また粘着シール、接着剤は経年変化で接着強度が落ち、プレートが脱落する事もあります事を予めご了承願います。

　【貼り付け手順】　

	１．フレームのステアリングステム部分右側、車台番号打刻近くのフレームの貼り付け部位を綺麗に清掃します。貼り付ける相手フレーム側の左側は緩い曲面になっていますので念入りに清掃します。塗装面を痛めない中性洗剤を用い、シンナー、脱脂剤の使用は避けた方が無難です。シンナー、脱脂剤を使う場合は目立たない場所で確認してから使用します。塗装面が凸凹の場合、細かいペーパーとコンパウンドで平滑に注意して綺麗にならして置くといいでしょう。
	２．型式プレートの裏面に油などがついて汚れないように注意します。マスキングテープを用意し、２０ｍｍ程度の長さに予め切って用意しておきます。端は少し折り返しておくと後の作業が楽です。表面のウレタンコートがはがれ無いように、粘着の弱いマスキングテープを使い、表面部下面に少しだけ掛かるようにテープを貼り付けます。
	３．貼付け位置の参考画像を見ながら剥離紙をつけたまま型式プレートをフレームにあてがい位置を決め、プレートの下の辺にマスキングテープを貼ってフレームに仮固定します。
	４．貼付け位置参考画像
	５．仮固定の位置を再度確認し、ＯＫであればプレートをそっと裏返し、カッターの刃先などを使ってシールの剥離紙を全部剥がします。裏紙をそっと持ち上げるように剥がすと綺麗に剥がせます。
	６．プレートを仮固定の位置がずれないようそっとフレームに貼付けます。上の部分などをカッターの刃先などでそっと支えながら位置を確認しながら置くと綺麗に貼れます。
	７．プレートの上から柔らかいウエスなどでそっと押えます。板厚が０．２ｍｍしかないので、指や工具で強く押えますと板が凸凹に変形したり、表面のトップコート皮膜や印刷が痛む事がありますのでご注意ください。
	８．接着強度が出るまで２４時間掛かりますので、静かに放置しておきます。この間、水などをつけないで下さい。プレートの浮き、剥がれがないか定期的に点検し、脱落しそうな場合は接着剤などで再貼付けして下さい。

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