私の好きなバンドのボーカルさんが言った言葉がずっと心に引っかかっている。

『アーティストなんて、ちょっと高貴な言い方は好きじゃない。俺はバンドマンだ。』(fivism-NOVORU)


実際演ってる人と、見てる人のギャップってたくさんある。

リスナーじゃなくてオーディエンスを増やすことで
もっともっとその溝を埋められたらいいな。

そゆことしたいな。




本当に素晴らしい音楽を生で聴くとさ

涙出るもんだよね。



私にとって音楽は
恋なんだなーって改めて感じる。




昨日はザ・マスミサイルのリリースツアーファイナルに行って来ました。



渋谷のクアトロワンマン。



マスミサイルはソニーから離れて、自主レーベルを立ち上げ、製作、マネジメントも全部自身で行っていた。



すごく人間味があって
等身大で
音楽に対する気持ちがすごく素直。



彼らは言う。


『ギブアンドテイク!』


お金を払って来てもらったお客さんには、それ以上のものを必ず返すと。



『お前ら、1人じゃねぇぞ!悲しくなったら、またここに来ればいいじゃん、応援してやるから!』
勇気とか、希望とか、悲しみ乗り越えられる強さを必ず与えてくれるライブをする。

彼らにとってライブは一番素直な気持ちを、伝えられる場所なのかなって。




『ツアー中、ほんとはさ、おれ…心が…折れたんだ


ツアー中に上がってくるプレイガイドの予約数を見て、

俺たちはいったい自分たちだけで、ここまで何やってきたんだって…


でも

この光景見たらホッとしたぁ!!』



レコーディングもツアーも自分たちで全部やり上げた成果が

クアトロの会場に溢れんばかり集まったお客さんの、
どこよりも大きくアツい声援に現れていた。


ゲストに呼んでもらえた時って、すごく私は感謝する。

本来利益になる筈の枠に入れてもらえるんだもの。


マスミサイルもそうだけど、

ライブで何回も何回も感謝の言葉を言っていた。



『ギブアンドテイク』


これがなければ確かに音楽は育たない。



私の周りにはプロを目指して頑張ってる人が本当にたくさんいて


その道はめちゃくちゃ苦しくて大変なのがわかってるけど


音楽で成功する人って本当に一握りで



忍耐力と情熱とポテンシャルが必要なんだと

すごく痛感しました。


優しい言葉は本当の優しさとは限らない。


恩師から学んだことを噛み締めてます。


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